ごんだサイクル

社会人レーサーのライド日記

最後のインカレを終えて

f:id:gonda555:20160902193805j:image

(Photo by 岡元さん)

 

学連生活最後のインカレが終わりました。

 

私はロードレースに出場しました。

 

過去3回、1年青森、2年修善寺、3年美麻とインカレロードには参戦してきましたが、1度もポイントを獲得することができていませんでした。

 

特に昨年の美麻では21位でポイントを逃すと共に、入賞を目指していた中でのその順位に、かなり落ち込みました。

 

そこから1年。。。

 

ここに来るまでにいろいろありました。

f:id:gonda555:20160902193928j:image


一番大きかったのは宇都宮CXの落車による左足首の骨折。
初の手術も経験し、果たしてこれで最後の1年大丈夫なのかと自分でも不安になりました。

しかしそれをかき消すため、復帰後の春先にはひたすら距離を乗り続け、夏場の練習に耐えるための基礎作りをしました。

 

f:id:gonda555:20160902194013j:image

 

シーズンに入り、学生選手権クリテで3位。ここで自分の中では自信がついたというか、負けてない、戦えると感じました。

そこからは大きく体調を崩さないこと、怪我をしないことだけを意識して練習に臨みました。

 

直前の夏合宿でも、調子は悪くなく、あとはしっかりテーパリングをかけていけば走れる状態に持ってくることができました。

 

そうして迎えた当日。

台風の影響を受けるかと思いましたが、なんとか天気は持ってくれて絶好のステージが与えられました。

 

スタート前は緊張するかな〜と思いましたが、ここまできたらあとはこの場を楽しんで全力で走ろうと思ったら意外とリラックスできてました。

 

f:id:gonda555:20160902194217j:image

 

沢山の観客に見守られ、186名がCSC5kmサーキット28周、140km先のゴールを目指してスタート。

 

2年前の修善寺インカレロードでは、序盤から逃げが出てそのままいってしまうような展開だったのでそれを意識しつつ前の方の位置取りを心がけました。

 

調子も悪くなく、いけそうだな〜と思い次の展開に備えたのですが。。。
下りのホームストレートからの1コーナー外側を走行していたら前の方で落車が起きました。
結構前だったので避けれるな〜と思いましたが、自分の前を走っていた選手がビビってホイールロックさせてコケ始めた!

それはやばいよ!と思っていたときには吹っ飛んでました...。

すぐに起き上がり自転車を確認、問題なしで走り出しました。

 

f:id:gonda555:20160902194306j:image

(Photo by 岡元さん)

しかし集団は遥か彼方へ。

順大では他に同期の伊藤も巻き込まれており、一緒に集団を追っかけます。
最後のインカレここで終わってたまるかよ!

すると伊藤から、「ホイールのスポークが飛んでるから先行ってくれ!」と言ってきました。

マジか...と思いつつもいくしかない。

アドレナリン全開で、叫びながら走りました。確か、「こんなとこで終わってたまるかよク○野郎!」と言っていたと思います(笑)

叫ぶくらいなら速く走れと言われそうですが、勝手に叫んじゃう。もう必死です。
どうやら手首も捻っていたみたいで、左STIレバーの変速ができないくらい痛い...
もう折れててもいいや、そんな心境です。

 

そんなこんなで、なんとか集団に復帰...
日大の岡本選手も落車に巻き込まれており、集団がペースを落としたことも幸いしました。

正直かなり脚を使ってしまい、中盤過ぎるまでひたすら集団で休んでました。

その間に逃げている選手も出てきており、うちも最初は1年の石原が行ってくれてました。

少しホッとしますが、逃げているメンバーも有力メンバーがおり結構強力で、不測の事態に備えて展開を何パターンか考えてました。

 

一旦その逃げ集団は回収し、残り周回は7周くらいでしょうか。

また他の選手たちが逃げ始めます。
うちはその逃げに乗せられず、容認しました。

1分30秒ほど差が開き、これはマズイかな〜と感じ始めました。

 

f:id:gonda555:20160902194621j:image

(Photo by 高木さん)

 

そこで、京産の中井選手、早大の孫崎選手あたりの逃げに乗せてないチームの選手に声をかけ、先頭を引くことに。

自分も引きましたが、原と石原に指示を出して引いてもらいました。

徐々に詰まってきて残り3周あたりで追いついた!

 

しっかしここからが勝負。
お見合いが始まりつつ細かいアタックがかかります。しっかりと勝負するポイントを見極めます。

インターバルがかかるペースアップに千切れていく選手が多い中、残り2周。

うちの選手も自分以外居なくなりました。 

 

俺がやるしかない

 

そう言い聞かせて、攣りそうになる脚をペダリングをうまく変えつつ抑えます。

 

f:id:gonda555:20160902194656j:image

(Photo by 高木さん)

 

ラスト1周。ここにはもう12〜3名しかいません。

 

自分もしっかり見極めていけるところでいこうと思いましたが、ここで序盤の落車で使った脚が響いたのか、正直自分でいける脚がなかった。

 

なんとかアタックの連続について行って残り1km。
3人の選手が先行、それを集団が追う。

もうこっからは消耗戦です。

ラストの登り、辻本コーチと伊藤の声が聞こえてきて、120%の力で踏む。

 

f:id:gonda555:20160902195120j:image

(Photo by 岡元さん)

 

岡本選手たちと同じパックで秀峰亭のゴールへ。

もうわけがわからないけど踏みまくってゴールラインを過ぎました。

 

f:id:gonda555:20160902195158j:image

(Photo by 岡元さん)

 

サポートの神庭さんに支えられフラフラしてぶっ倒れました。

結果は11位。

インカレロードの自己最高位ではありますが、狙っていたところは優勝。そこには届かなかった。

最低でも1ケタに入ってポイントを多く獲得したかったですが、2ptしか獲ることが出来ませんでした。

 

でも、出し切りました。もうやりきった。

ゴールして戻ってくる原、たいき、石原を出迎えて、握手しました。本当にみんなよくやってくれました。

 

そして伊藤。俺がただひたすら色んな感情が湧き出る中で泣いていて、近寄ってきませんでしたが、神庭さんが一言、「伊藤もこっちにきなよ」と俺と握手した瞬間にお互いまた泣く...。

色んなことがあった、正直うまくいくことより失敗が多かった、前途多難だった。
だけど最後こうして全力を尽くして最上級生としてロード班を背負った伊藤との握手は、くるものがありました。

 

ここ2年、インカレでロード班は1ポイントも獲ることができませんでした。
過去の偉大な先輩方はインカレロードを優勝したりしている。

その先輩方には及ばず、成績を残せなかったのは本当に申し訳ない気持ちです。

 

しかし、やっと、3年目でポイントを獲得することができました。
本当はもう1年やりたい!

でもここで終わりです。
ここから徐々に、また高みを目指して後輩たちが頑張ってくれることを願ってます。

 

f:id:gonda555:20160902200043j:image

f:id:gonda555:20160902200125j:image


あとはお前らに託す!

感情的な文でまとまりがないですが、最後のインカレロードはこうして終わりました。

 

f:id:gonda555:20160902200224j:image


順大自転車競技部は総合10位でインカレを終えました。
沢山の応援・サポート誠にありがとうございました!m(_ _)m

それぞれの想いが交錯するこのインカレという舞台を支えてくださったスタッフの皆様にも大変感謝いたします。ありがとうございました。

 

インカレに関してのレポートは終わりますが、次の記事で4年間の総括も書いてみようと思います。

 

 

⇩サポートして頂いている皆様、いつもありがとうございます。

 

「機材・メカニック・ピットサポート」
・Bicicletta IL CUORE 様(http://ilcuore.tokyo
・ORGA customshop 様
http://www.orga315.com
・青木亮太 様

「インナーウェア」

・MILLET JAPAN 様
・野口商会 様
http://www.millet.jp/drynamic/
http://www.noguchi-shokai.co.jp

「ソックス・ヘッドバンド」
・mesutta inc.様
https://www.wrightsock.jp
https://www.haloheadband.jp

「ボディーメンテナンス」
・ひまわり整骨院
http://himawariclinic.info

「フレームコーティング」
・TEN GARON CAP 様
http://s.ameblo.jp/10g-cap/



 

 

最後のインカレロードに向けて

f:id:gonda555:20160826205156j:image

いよいよ私の主将の務めとして最後の大会である「インカレ」が始まりました。

 

私が順天堂大学に入学したのがついこの前のような気がして仕方がありません。

それほどまでに突っ走ってきた、あっという間の3年半だったなと感じます。


さて、明日土曜日まではトラック、日曜日は私の出番、ロードレースです。

 

CSC5kmサーキット28周、140kmで争われる、いわばサバイバルレースですが、これまで練習してきたものを信じて、あとは頑張るのみだと思います。

 

f:id:gonda555:20160826205449j:image

 

私の代になり、ロード班は主任である伊藤の元に成績・全体の力のベースが上がってきています。

クラス1の選手も6名と、学連加盟校の中でもかなり多く、ロードの総合を十分に狙えると思います。

 

私自身も、最上級生・主将という立場になり、一個人としての成績はもちろんの事、チーム全体のことを考えることに重きを置いてきました。
正直なところ、私の力不足ゆえに部員には色々と迷惑をかけたと思います。
また、部の運営に関しては相当悩んだこともありました。

 

しかし、そんなこんなの順大自転車競技部での活動もあと2日で一旦終止符を打つこととなります。

10月のアジア大学選手権への出場が決定しているため、「一旦」となりますが、インカレが終われば私の主将の務めは終わり、後輩たちが新しい組織を作っていきます。

またレースを終えてから、色々と感じたことは書きたいと思いますが、ここまで来ることができたのは沢山の方々の支えがあったからこそ。

 

その思いは忘れることなく、全力で悔いのないように走ってきたいと思います!
目指すはもちろん「優勝」です。

 

f:id:gonda555:20160826205842j:image

 

日曜日8時スタート、応援よろしくお願い致します!

 

 

 ⇩サポートして頂いている皆様、いつもありがとうございます。

「機材・メカニック・ピットサポート」
・Bicicletta IL CUORE 様(http://ilcuore.tokyo
・ORGA customshop 様
http://www.orga315.com
・青木亮太 様

「インナーウェア」
・MILLET JAPAN 様
・野口商会 様
http://www.millet.jp/drynamic/
http://www.noguchi-shokai.co.jp

「ソックス・ヘッドバンド」
・mesutta inc.様
https://www.wrightsock.jp
https://www.haloheadband.jp

「ボディーメンテナンス」
・ひまわり整骨院
http://himawariclinic.info

「フレームコーティング」
・TEN GARON CAP 様
http://s.ameblo.jp/10g-cap/

 

 

 

全日本選手権 U23

f:id:gonda555:20160626215830j:image

Photo by Kensaku Sakai さん

 

日本一を決める大舞台、全日本選手権U23カテゴリーに参戦してきました。

 

f:id:gonda555:20160626215954j:image

舞台となるのは伊豆大島

1年生の時に出場したツールド北海道以来、久々の船旅にワクワク!

 

f:id:gonda555:20160626220159j:image

f:id:gonda555:20160626220247j:image

レース本番2日前の夜から移動ということで、お台場の夜景を見つつエンジョイしました(笑)

 

f:id:gonda555:20160626220541j:image

翌朝到着し、せかせかと自転車を組み立て島内へ〜。

島内のクルマのナンバープレートがすべて「品川」なのに違和感しかなかったです...

 

f:id:gonda555:20160626220825j:image

どんよりとした天気の中、順大のTT出場メンバーのサポート・応援をしたのち試走へと向かいました。

 

島内にある「三原山」を登って、また下り、海岸線のアップダウンを走る、レイアウト的にはわかりやすいコースです。

 

しかし、登りは徐々に勾配がきつくなるため、脚が削られるな〜という印象です。前評判で登りが結構きついという話を聞いていたので、ギア比はフロント52×36 リア12×28を付けていました。このチョイスは間違いなかったと思います。

 

試走を終えたあとは宿に戻り、準備して就寝しました。

 

 そして試合当日。

 

起きて外みたらガッカリ。。。

もしかしたら中止なんじゃないか?と思うレベルの暴風雨でした。

ここまで来て走らないのも嫌なので天気の回復を願いながらアップローラー。宿の限られたスペースと時間に追われ、20分少々しかできませんでした。その後そのまま自走でスタート地点へ向かいます。

 

f:id:gonda555:20160626221934j:image

Photo by マネージャー

 

スタート30分前に周回数が2周減ったことを知らされました。100kmを切るので序盤からずっと前にいないと置いてかれると感じ、スタートも2列目で。

 

スタート後は10〜15番手をキープしていましたが...

 

f:id:gonda555:20160626222310j:image

Photo by Kei TsujiさんTwitter

 

2周目に突入し横に選手が3人ほどしか並べない狭い登りで、目の前で落車が...

 

完全にストップしてしまいました。

運悪く一番右に居て、左側を走っていた選手はなんとか流れていたのですが復帰に時間がかかりました。

 

前を見ると鹿屋勢がアタックかかっていました...完璧にやられた!

 

必死に前を追います。

 

f:id:gonda555:20160626222613j:image

Photo by Ekuni Takeoさん

 

しかし追いつくことができず、同じ状況で固まった選手たちで第2集団ができました。

ここから我慢我慢の展開です。

 

先頭集団は有力選手が多く、20名ということもあり、第2集団との差が広がっていきます。

序盤は30秒だったものが、中盤を越える頃には4分以上に...

 

f:id:gonda555:20160626222932j:image

Photo by Kensaku Sakaiさん

 

第2集団の人数も減っており、集団は先頭に追いつくことに諦めムード。

そこに後輩の石原含む第3集団が追いついてきました。

 

全体の人数は増えましたが、海岸線のアップダウンが向かい風でスピードが上がりません。

 

終盤、先頭への合流は諦めてこの集団内でのゴールスプリントに備えることにしました。

 

f:id:gonda555:20160626223320j:image

Photo by Kensaku Sakaiさん

 

ペースもだいぶ落ち着いてしまい、ラスト1周へ。

全員疲弊しており、アタックも全くかからず最後のゴールスプリント合戦に突入します。

 

f:id:gonda555:20160626223459j:image

Photo by マネージャー

 

最後は皆バラバラで、自分は集団の3〜4番目?21位でゴールしました。

 

総括としては、やっぱり序盤の落車の影響を受けたのは大きかったなと感じます。しかし、結局のところ地脚があれば、追いつくことはできたはずです。5分を超える登りになると、ガクンとスピードが下がってしまいます。20分走などのインターバルをもう少し入れるべきだと感じました。

 

f:id:gonda555:20160626224129j:image

レース終了後、翌日に就職の試験があるため順大メンバーに見送られ一足先にソソクサと乗船しました。

テレビで見るような島の人たちの暖かいお見送りを受け、伊豆大島を後にしました。

 

f:id:gonda555:20160626224253j:image

帰りの船は明星大キャプテンのにしむーと早稲田大のカネコとひたすら喋って少し寝て、竹芝に到着!

 

f:id:gonda555:20160626223903j:image

Photo by Shou Nishimura 

 

にしむーが撮ってくれたやつが結構気に入ってるので、オフショットとして載せておきます。ただのナルシストです( ´Д`)y━・~~

 

さて、あとは8月末のインカレまで、練習していくのみとなりました。

 

今回の全日本選手権で、自分の中で伸びてきているなと感じる点もありました。

ここまできたら、あとは努力したものが笑うと思います。精一杯頑張りますので、今後とも順大自転車部共々、応援宜しくお願い致します!

 

 

「機材・メカニック・ピットサポート」
・Bicicletta IL CUORE 様(http://ilcuore.tokyo
・ORGA customshop 様
http://www.orga315.com
・青木亮太 様

「インナーウェア」
・MILLET JAPAN 様
・野口商会 様
http://www.millet.jp/drynamic/
http://www.noguchi-shokai.co.jp

「ソックス・ヘッドバンド」
・mesutta inc.様
https://www.wrightsock.jp
https://www.haloheadband.jp

「ボディーメンテナンス」
・ひまわり整骨院
http://himawariclinic.info

「フレームコーティング」
・TEN GARON CAP 様
http://s.ameblo.jp/10g-cap/
いつもありがとうございます。

学生個人ロード

f:id:gonda555:20160614141605j:image

Photo by 岡元さん

 

いよいよこの時がやってきました。

全日本学生個人ロードレース。

インカレと並ぶくらい大きな大会で、学連ロード選手で誰が一番速いのか決まります。

 

昨年11位という結果に終わったこの大会。「3年生で11位だったら良いほう」と誰かに言われたが、全く満足できませんでした。レースを最後まで残った者だけが走れる1kmのヒルクライムで置いてかれ、表彰台への壁は高いと感じました。

 

それから1年。

 

昨年以上に冬のLSD走に力を入れ、ペースアップを図りました。

「長い距離をひたすら乗る」

このことは個人ロードを常に意識していたからでした。

 

シーズンに入り、同じ格式の全日本学生クリテでは3位で表彰台に登り、個人ロードへの弾みはついたかなと感じて、今大会を迎えました。

 

 

レース当日。

この大会、まず勝負は朝飯から始まります。(と思ってる)

ひたすらに白米とおかずを食べ、貯蓄貯蓄。3日前からカーボローディングしていたけど、今朝も茶碗大盛りで4.5杯くらい食べました。

昨夜も結構食べたけど、朝も食べれるから腹は調子よさげでした。

 

ついでに脚の調子はどうかとモミモミ。

ヨシヨシ。

 

会場へ移動。準備してアップ。

181kmという長い距離を走るため、「アップは少なめに」とのコーチからの指示。

いつも50分くらいしてるので、少なめと言っても25分くらいはしました。

 

f:id:gonda555:20160614144034j:image

Photo by マネージャー

 

いつもの心拍を上げる音楽が会場に流れ始め、部員と握手を交わしレースがスタート。

 

 スタートしてすぐに逃げができます。

この展開は自分の中でも予想できていて、実は1年の石原にはスタート直後の逃げに乗るために前にいるようにとの指示を出していました。

 

しかし集団に埋もれてしまっていて乗っていけませんでした。

石原は独走力があるので、集団でペースの上下に翻弄されるより逃げちゃった方が良いだろうという判断だったのですが。

そのまま最後まで行ってくれればそれはそれで良いし。

この展開で自分は集団で温存して、後半に備えようと思っていました。

 

次にできる追走の集団で乗って行きな!と指示を出して、とりあえず様子見。

 

あまりチームメイトが前に上がってこないので、前に上がってこーいと手招き。

 

このレースは、ダム湖の周回でコース幅が狭く、落車のリスクが高い。それもファーストラップとかではなく、少し気が抜けた3周目以降に起きる。

 

このことが頭をよぎったので、チームメイトを失いたくないという思いで手招きしたのでした。

 

そしたら3周目クリア直前のトンネルで3年 原が落車に巻き込まれたとの情報が。。。

 

絶好調の原を失うのはやべーよ。。。

 

と思っていましたが、どうにかして戻ってきてくれた。ホッ。

 

f:id:gonda555:20160614150027j:image

Photo by 岡元さん

 

逃げとのタイム差が2分を超える。

 鹿屋と日大も行ってるから抑えられてました。

しかし逃げに乗せることができてないチームもあり、追走の動きはある。

 

ここで順大としては行くべきで、さっき石原にも指示を出したし、原・伊東にも伝えた。

 

正直悩みました。俺がそのまま行っちゃうべきかなと。

でもあと120km以上あり、先は長いし。。

 

結局後輩たちにチェックに入ってもらうことにしました。

 

んで追走集団できて、乗ってけ〜と言ったが、どうやら石原も調子が悪いらしく、乗せることができず困った。

海老本が前の集団に乗ってくれてたので、そこに行ければうまく回ったかもしれないがこれはしょうがない。

 

かなり動きが後手後手に回っていました。

 

f:id:gonda555:20160614151234j:image

Photo by 岡元さん

 

レースも折り返し地点。

この時点で逃げとは約3分30まで広がっている。

こうなると自分が行くしかないと思っていたところ、ちょうど原と伊東がアタックして追走。

 

伊東が引いて離脱、そのあと日大2名と原がうまくブリッジをかけました。

 

少ししてそのまま自分も行ってしまおうと、更にできた追走集団に乗った。

 

 f:id:gonda555:20160614152817j:image

f:id:gonda555:20160614151652j:image

f:id:gonda555:20160614152854j:image

Photo by 岡元さん

 

先頭の逃げから落ちてきた選手も巻き込んで人数が増える。

 

前にいる追走集団との差は広がったり縮んだり....

ガッツリ縮まない。

 

これは....と思いつつも、もう行くしかない。

 

残り4周あたりまでこのパックで追走し続ける。

 

f:id:gonda555:20160614151925j:image

f:id:gonda555:20160614152420j:image

Photo by 岡元さん

 

しかし前との差は縮まない。

 

f:id:gonda555:20160614152939j:image

 Photo by 岡元さん

 

更に追い討ちをかけるように、後ろからきた追走集団に追いつかれた。そこに順大のイトウコンビと石原。

 

残り2周でもう前は追いつかないと悟った。自分のいる集団は20名弱だろうか。ラスト1kmの登りに突入、そこでヒルクライムで圧倒的な強さを誇る日体の岡部選手がアタック。そこに自分も付いて行った。

後ろはもうバラバラ。

 

f:id:gonda555:20160614152511j:image

f:id:gonda555:20160614152923j:image

 

Photo by 岡元さん

 

岡部選手に追いつききれず21位でゴールしました。

 

最後にして、自分の力を出し切れなかったと感じます。

今までで一番ゴールしてから余裕があった。

こういう終わり方はかなり悔しい。

ロードレースって難しいなと、ここになって改めて感じさせられました。

 

最終的には、自分の読みが甘かった。

「序盤から自分で行く」

この選択をできなかった自分は負けです。

 

f:id:gonda555:20160614153714j:image

Photo by 岡元さん

 

後輩をツールド北海道に連れて行くことができなかったことが、自分の中でかなり悔しかったし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

でも、ここで終わるわけじゃなくて、インカレが待ち構えています。

 

あと2ヶ月。

 

全力で練習して、最後は笑って締めくくりたいと思います。

 

応援していただいた皆様、ありがとうございました。

 

f:id:gonda555:20160614154136j:image

Photo by 岡元さん

 

ピットでの補給等、サポートしてくれたみんなもありがとうございました。

 

 

「機材・メカニック・ピットサポート」
・Bicicletta IL CUORE 様(http://ilcuore.tokyo
・ORGA customshop 様
http://www.orga315.com
・青木亮太 様

 

「インナーウェア」
・MILLET JAPAN 様
・野口商会 様
http://www.millet.jp/drynamic/
http://www.noguchi-shokai.co.jp

 

「ソックス・ヘッドバンド」
・mesutta inc.様
https://www.wrightsock.jp
https://www.haloheadband.jp

 

「ボディーメンテナンス」
・ひまわり整骨院
http://himawariclinic.info

 

「フレームコーティング」
・TEN GARON CAP 様
http://s.ameblo.jp/10g-cap/

いつもありがとうございます。

 

 

 

学連個人TT

チームTTの翌日に行われた個人TT。こちらは1往復となり、31.2kmで争われます。

こちらはもちろん私も出走しますが、なんせTTに苦手意識を持っているワタクシ。

昨年は46分07秒というタイムでした。遅いです。

今年はチームTTに出ない分もあり、ここでしっかりタイムを更新したいところでした。

機材に関しても、最善を尽くすために前輪バトン、後輪ディスク、エアロヘルメットをお貸し頂きました。

快く貸して頂いた、安藤さん、杉山さん、ありがとうございましたm(_ _)m

f:id:gonda555:20160603213905j:image
(Photo by マネージャー)

さて、アップを入念に済ませ、スタート。

昨年より風は弱いですが、若干行きは追い風、帰りは向かい風。

自分の現在の実力と、レースでしか出ないだろう何かの力を信じて、往復で平均43km/hに設定。
ちなみに昨年は40.07km/hです。

f:id:gonda555:20160603215528j:image

昨年よりフォームが安定した気がします。しっかし、ワンピはケツが痛い(;>_<;)

往路を47〜48km/hでクリアし、復路へ。
向かい風と若干の緩〜い登りにやられます。
40km/hを切らないように走ってましたが、途中ちょいちょい切った...
1分前にスタートした朝日大の選手を捉えることができ、一瞬抜いたのですが...

その朝日大の選手もスピードを上げていきます(笑)

残り3km地点あたりで少し離され、10秒くらい前にいる感じ。

残り1.5kmの看板から、ゴール見えてるのに遠い〜。
最後出し切ってゴールしました。

結果、43分49秒、Ave42.17km/h 25位でした。

昨年よりだいぶ走れたとは思うのですが、同期の伊藤や海老本のタイムにはだいぶ劣ってるので弱い弱い。

しかし、少しは成長してました。笑

行って帰ってくるだけなのであまり内容も何もないですが、しっかりペース配分を決めて走るのは大事ですね。

f:id:gonda555:20160603221315j:image

今回のTTではHALO HEADBANDのニューカラーを使用しました。
前かがみになった時に目に汗が入ってこないし、バンドって暑いイメージあるけど全くそんな感覚は覚えませんよ。
実はヘルメットズレなくなる効果もあります(笑)オススメです。

f:id:gonda555:20160603220921j:image
私が使っているのを見て使ってみたくなったと、ミレーのベースレイヤー、「DRYNAMIC MESH」を愛用中の原くんと。
私が載っている、「Tarzan」も買ってくれてました!
こちらも宜しくお願い致します(笑)


f:id:gonda555:20160603220332j:image

この会場に選手として来るのも最後でしたが、来年後輩が走る時は絶対見に来ます!終わり。



「機材・メカニック・ピットサポート」
・Bicicletta IL CUORE 様(http://ilcuore.tokyo
・ORGA customshop 様
・青木亮太 様

「インナーウェア」
・MILLET JAPAN 様
・野口商会 様

「ソックス・ヘッドバンド」
・mesutta inc.様

「ボディーメンテナンス」
・ひまわり整骨院

「フレームコーティング」
・TEN GARON CAP 様

いつもありがとうございます。





学連チームTT

学連主催のロードにおける大会で、唯一の団体種目なのがチームTTです。

チーム代表4名が出走し、3番目にゴールした選手のタイムによって争われるこの競技。
インカレの次に大きいと言えるこの大会は「ツール・ド・北海道」の出場権をかけた3つの大会のうちの1つであり、各校相当気合いを入れて臨んでいます。

我らが順大も、春先からTT練習を重ねてきました。
昨年は「5位」という成績でしたが、今年は表彰台を目指して取り組んできました。

このチームTT、エントリー時点においてはチームから6名を選出し、レース当日にコンディション等を考えて4名に絞ります。そのため当日まで誰が出るかわかりません。

昨年私は出場したこともあり、その6名の中には入っていました。
しかし、東日本選手権のスクラッチで落車した影響がまだ残っていて、万全な状態ではありませんでした。

ただ、チームTTまで少し時間があったので、精一杯の回復に努めるとともに練習を重ねていました。

選出されていた6名は、4年が3名、3年2名、1年1名。

特に1年生の石原は元々のポテンシャルが相当高く、正直自分なんかよりパワーはあります。

ですがチームTTというのは「団体種目」なわけですから、決めたスピードをいかに忠実に守ってローテーション出来るかという能力が問われてきます。

その点は私の方が経験上長けているというのもあり、チームとして誰を出すべきなのかをコーチも悩んでいました。

そんなこんなで迎えた当日。

メンバーを決めなければいけないので話し合い。
自分自身は行けるように準備はしてきたつもりですが、やはりチームとしては不安も残っている。
そして4年生3人を出すと来期が続かないということもあり、結果私は走らないことに。その代わり、1年石原が出陣。

走らないということは悔しくもあったけど、チーム全体のことを考えた結果なのだから、そこは受け入れて、しっかり送り出し全力でサポートします。

f:id:gonda555:20160603115253j:image

スタート前。特に初出場の後輩2名は相当緊張したでしょう。

f:id:gonda555:20160603150250j:image

スタート。主将としての精一杯の喝を入れました(笑)
往復30kmを2回。あとは本当に祈るのみです。

1本目、中間地点計測で3番手との情報が入り、4人で戻ってきました。コーラが入ったボトルを渡し、2本目に送り出します。
マジで頼むと走り去っていく方向にコーチと手を合わせたのは言うまでもありません!笑(本当にやった)

こちらもストップウォッチを握りしめゴールを待ちます。

f:id:gonda555:20160603152223j:image

戻ってきました。(間のことは選手たちにしか分かりませんのでアッサリです笑)

こちらの計測だと順大ゴール時点で3位!あとは他校のゴールを待つのみ。

選手の元に駆け寄ると、3年の原が感極まり泣いてました。自分もそれを見て、くるものがありました。彼は大学から自転車競技を始めて、相当な努力をしてました。本当によく頑張った、自分にはそれしか言えませんでした。

そのあとタイムを更新してくるとすれば京産大日体大

2校がゴールし、うちとのタイム差を計算すると、負けてました。

結果昨年と同じ5位でレースを終えました。

目標となる3位は取ることが出来ませんでした。しかし、長距離主任である伊藤はこの日のためにしっかりメニューを組み立ててくれました。他のメンバーもそのメニューを遂行し、やることはやった。

「結果が全て」

そう言われたらそこまでなんですが、なんというか、結果だけじゃない何かをこのチームTTは教えてくれた気がします。
走ってない人間が言うのもおこがましい話なんですけどね...。

f:id:gonda555:20160603154417j:image

やっぱり、このチーム最高だなと再認識。
表彰台は後輩たちに託しました。

気持ちを綴ったあまり、話のまとまりがなくなってしまいました...笑

さて、「ツール・ド・北海道」への出場権は、次、6/12に行われる学生個人ロードの結果次第となりました。

最後の年、最後の個人ロード。
自分の走りをするだけですが、それに向けてしっかり準備していきます。


「機材・メカニック・ピットサポート」
・Bicicletta IL CUORE 様(http://ilcuore.tokyo
・ORGA customshop 様
・青木亮太 様

「インナーウェア」
・MILLET JAPAN 様
・野口商会 様

「ソックス・ヘッドバンド」
・mesutta inc.様

「ボディーメンテナンス」
・ひまわり整骨院

「フレームコーティング」
・TEN GARON CAP 様

いつもありがとうございます。








飯山クリテリウム2Days


f:id:gonda555:20160501222746j:image

滋賀にてレース終了後、そのまま中央道をひた走って長野県は飯山へ。

2016年度のRCS(学連ロードカップシリーズ)の初戦となる飯山クリテリウムに参戦しました。

この大会は1日目ヒルクライム、2日目クリテリウムで、その総合順位を競います。

個人的にこの大会は、昨年2日目のクリテリウム、クラス2で優勝した思い入れのある大会。
順大としても、なんか相性がいい大会のように感じておりました。

f:id:gonda555:20160501223420j:image
(Photo by チーム員)

前日の全日本学生クリテの疲労が抜けているとは言えないものの、最大限に回復に努めて臨んだ1日目のヒルクライムから。

コースレイアウトは、序盤に山を縦登り(要は勾配きついw)したのち、つづら折りをして徐々に勾配が緩くなりゴールする感じでした。だいたい5.5km 500mUPくらいかな。

2ヒート制で、計1000mUPします。

クラス1は20名ちょっとの出走、1ヒート目は様子見で自分のペースで。後半徐々に上げていったのですが、ペース配分をミスって先頭に追いつかず8位。しっかしキツイ(;>_<;)

2ヒート目、今回は序盤から先頭キープで行こうと決めてスタート。

f:id:gonda555:20160501224907j:image
(Photo by JICF)

ラスト2km地点までは先頭パック7〜8名で展開していました。
しかし日体大岡部選手のアタックに反応できなかった...。

置いていかれてセカンドパック4名で追うことに。しっかし脚がない!

結局セカンドパックの3人に置いていかれて6位フィニッシュ。2ヒート総合で6位となりました。

登りには少し自信あったつもりでしたが、その考えは見事にへし折られました( ´Д`)


3連戦となり疲労もピークに達している中での2日目。

最後に待ち受けているのは90分間+5周のクリテリウム。昨年は75分間+5周で平均スピードが43km/hくらいでした。徐々に集団の人数が減っていくというサバイバルなやつです。

クラス1、順大チームは5名の出走。
他チームに比べて人数では勝るので、いろんな展開を考えながらレーススタート。

f:id:gonda555:20160501230114j:image
(Photo by チーム員)

最初の15分間はただ周回してその後5分に1度のポイント周回があり、トータルポイントを競います。

序盤はあまりチームが機能せず他チームにポイントを取られる展開。

自分の中で、ポイントを取れる方法は1つしかありませんでした。その方法は、タイトなコーナーでのコーナリングスピードの差を使ってそのままスプリントするもの。
全日本学生クリテと同じ展開ですね(笑)

幸い最終コーナーからの直線は短いので、いかにスピードを乗せられるかが勝負所でした。

後輩に指示を出して、最終コーナー手前まで先頭を引いてもらい、最終コーナーで飛び出しました。

結果イメージ通りうまくいって、レース中盤までに2着と1着を1度ずつ獲得することができました。

f:id:gonda555:20160501230928j:image
(Photo by JICF)

その直後、同期の伊藤がうまく集団から抜け出すことに成功。
作戦をスイッチして伊藤を逃し、他のメンバーで集団の抑えに入ることになりました。

クラス1でのクリテ初出走となった原が途中でメカトラDNFとなる予想外なこともありましたが、集団に残る順大メンバー3名でうまくコントロールに成功!!

f:id:gonda555:20160501231327j:image
(Photo by チーム員)

結果伊藤が優勝することができました!
自分は6位となったものの、チームとしての誰かを勝たせるというパターンがうまく作れたことは大きな収穫でした。

f:id:gonda555:20160501231638j:image
(Photo by 武居さん)

3日間の総括として、徐々に長距離班は力がついてきていると感じます。
自分自身も勿論もっと力をつけなければなりませんが、チームの雰囲気がとても良いですね。
この調子でインカレまで突っ走っていきます!!
今後とも順大自転車競技部への応援宜しくお願い致しますm(_ _)m



「機材・メカニック・ピットサポート」
・Bicicletta IL CUORE 様(http://ilcuore.tokyo
・ORGA customshop 様
・青木亮太 様

「インナーウェア」
・MILLET JAPAN 様
・野口商会 様

「ソックス・ヘッドバンド」
・mesutta inc.様

「ボディーメンテナンス」

・ひまわり整骨院

「フレームコーティング」
・TEN GARON CAP 様

いつもありがとうございます。