(JCX#2)信州CX白樺湖
時系列前後しますが、アジア大学選手権とジャパンカップのレポートより先にこちらをアップさせていただきます。
2戦目の舞台となるのは標高1600mを超える空気の薄いスキー場に特設されたコースです。
スキー場の傾斜を横に突っ切るストレートの他は、短く傾斜のきついアップダウンを繰り返すレイアウト。
まずは朝一の試走。
前日までいたジャパンカップの宇都宮の熱気とは一転してかなり冷え込んだ白樺湖。
前評判通りの寒さで、着込んで行ったのに寒い!笑
5℃って言ってたけどもっと寒かったような気がします。。。
ひとまず走り出し、基本的に芝の路面メインですが、かなり凸凹があります。加えてゴロゴロした石の上を走る区間もあり、「あ、信州シクロクロスにきたな〜」という印象です(笑)
というのも、まず第一にパワー、そこに凸凹路面で振動を体に響かせないためのケイデンス・石路面でのトラクションの掛け方などのテクニック面も必要になってきます。
信州シクロクロスは、比較的どのコースでもこんな感じで絶妙なレイアウトだなと感じます。
ただ闇雲に踏むだけじゃ後半たれて勝てない!
ん〜シクロクロスは奥が深い...(笑)
と、少し話が飛びましたが、そんな感想を覚えました。
空気圧のセッティングはとりあえず低めにしようと思ったのですが、低すぎると下りのコーナーでタイヤがよじれて、コーナリングスピードが遅くなったので、跳ねないギリギリ、前後1.7でいくことに。
昼間の試走でもほぼコースコンディションは変わらず、コースのライン取りだけ確認して、あとはアップを兼ねてグルグルしてました。
レーススタート前、暖かくなるどころか冷え込んでいるのではという寒さ。
スタート時間が10分遅れたのでギリギリまで走ってスタートコールへ向かいます。
スタートは3列目から。
スタート直後から緩い登り→右コーナーですが、ガツンとイン差しして立ち上がりで前上がっていこうと決めて3列目の1番右側に並びました。
そしてレーススタート
2列目、自分の前にマイルポスト國井選手。若干左にそれた瞬間に右からスッと前に出ることができました。
1コーナーで臆することなくインから突っ込み、なんとか5番手あたりまでジャンプアップ。
ここで先頭パックが出来るからそこで展開しようと思って走行してたのですが....あれれ...キツイ....。
置いていかれました。
一呼吸置いて追走しようと思うも、離されていきます....。これはあかん!!宙ぶらりん状態。
やっちゃいけないやつです。
そのまま先頭パック乗っていければ...楽になるのに...分かっているけどカラダは正直だな( ´_`)
ここから我慢の展開です。
3周目あたりでセカンドパックで走ってましたが、ペースが皆まばら、さらに得意不得意箇所もバラバラでスピードが上がりません。
しかも心拍半端なくキツイし...階段での担ぎからの乗車→立ち上がり区間なんか、次最終ラップなのか!?と思うくらいみんなヘロヘロです(笑)
あと「6」の周回盤を見たときは唖然٩( ᐛ )و
自分もガクッと脚にきてしまい、10番手くらいまで後退してしまいました。
レース中盤、弱ペの織田選手・SNEL中村選手・LEOMOベルマーレ中里選手と合流。
比較的ペースが揃っており、徐々に前との差が詰まっていきます。
茨城の走りを見て、中里選手の後半のペースメイクはスゴくうまいなと感じていたので、後ろについて同じペースでついていきます。
終盤戦まで同じメンツで行きますが、ラスト2周に入ったあたりで織田・中里両選手が抜け出し、それにつければよかったものの、それにもついていけない(´-ι_-`)
中村選手にも離されますが、ラスト1周、絶対中村選手だけは抜いてやると死ぬ気で踏みまして、なんとか最後で抜いてゴールしました。
結果8位フィニッシュとなりました。
ジャパンカップの疲れが残っていたという言い訳はあまり言いたくありませんが、とりあえずレース終了後ぶっ倒れました...きつかった!
それを物語る顔がすごいことに(笑)
ここ最近のレースを走って思うのは、スタートループから先頭パック形成までに余裕がないことです。
正直、インカレが終わって少しホッとしてしまい練習量が減ったのは否めません。
ここで引き締め直して、また更に練習したいと思います。
寒い中、たくさんの応援・写真撮影ありがとうございました!
(余談ですが、父が海外出張中のため、ピンチヒッターとして運転手を務めてもらう予定だった母、あまりの寒さに帰りに体調を崩してしまい自分がフルで運転、その後結局自分も体調を崩しました...w 白樺湖おそるべし。)
次戦、UCIレースである東北CXproject寒河江ステージです!
風景写真を除く全ての写真は Tanne Momikoさん撮影です。ありがとうございますm(__)m
「機材・メカニック・ピットサポート」
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(開幕戦)茨城シクロクロス
(Photo by 岡元さん)
2016-2017のJCXシリーズが開幕しました。
昨シーズンは、序盤の宇都宮CXでズッコケをかまし左足首を骨折、初の手術も経験するなど、ほろ苦いシーズンでした...。
順大自転車部の主将を退き、ひと段落したこともあり、シクロクロスに関しては今シーズンからフル参戦できます。
昨シーズン走れなかった分、今シーズンはやったります!!
ということで。第1戦、茨城・小貝川リバーサイドパークで行われた茨城CXに出場してきました。
(Photo by cyclowired)
このコース、基本的に芝フラットなので自分と相性が良く、第一回大会でC1初優勝したのもここでした。
前日の雨の影響でマッドコンディションになると予想していましたが、昼の試走時点で乾いて締まってきました。
これはコーナリングの下手くそな自分には有難い(笑)
空気圧のチェックだけ済まして試走を終え、アップしたのちスタートコールを迎えます。
(Photo by cyclowired)
昨シーズン走れなかったのが響き、ランキング順で、3列目からのスタートです。
スタート後1列棒状となるため、ここでしっかり成功させたいところ。
(Photo by cyclowired)
1番大外から踏んでいって前に出ようと決め、端っこに並び、スタートしました。
しかーしっ、、、
自分の更に外のラインから被せてきた選手がいて、団子に飲み込まれることに...
これはまずいと思ったときには1コーナー進入で、先頭パックに乗ることができませんでした。
(Photo by 高田さん)
広くなる直線区間でセカンドパックから抜け出し、先頭パック4人の後の5番手で追走しますが、小坂選手率いる先頭パックは半端なく速い!
クロスで上位になるには、序盤で後先考えずに先頭パックに乗っかるのが重要と思ってますので、必死に追いかけますが、ジリジリ離されていきます。。。
後ろを見ると、ゾロゾロと4〜5人引き連れてきてました。これは完全に足を使わされてるだけだわーと思いつつも、自分が上げないと追えないので1〜2周粘りました。
(Photo by cyclowired)
しかし追いつけず、3周目あたりからは一旦落ち着いてセカンドパックで休み、後半でもう一回行く動きに切り替えます。
ここからが問題でした...。
(Photo by Kensaku Sakaiさん)
休むつもりが、普通について行くのがキツくなってしまうのです。
やはりスタートからの追っかけで足を使ってしまっていて、細かいパンピーな路面に対応する余裕もなくスピードを殺し、リズムに乗り切れませんでした。
ズルズルと順位を落とします。
そこに追い打ちをかけたのが、残り30分あたり、最終コーナーで窪みにハマり一瞬足をついた時に勢いでチェーンを外してしまったことです。
ここで復帰に手間取り15秒ほどロスしてしまいました。
一気に12〜3番手あたりまで落ちたんじゃないかな...
でも、逆にここでやっと落ち着けました。
と共にアドレナリンも出てきました(笑)
リズムに乗り切れず、体幹が使えてない、腰を痛めるという悪循環の走りがなくなり、少しペースを取り戻します。
(Photo by Kensaku Sakaiさん)
ラスト2周頃には9番手まで上がってきました。
8番手にPAX山田選手が走っており、コーナーで抜くも後ろにビッタリ付かれます。
(Photo by 高田さん)
ここからはお互い仕掛けあいます。超面白い!!
7位までは遠く、絶対に8位は死守したいところ。
ラスト半周、インを開けず、前にも出さない走りを徹底してライン取りしましたが、それでもアウトから攻めてくる山田選手。
負けじとインでカラダ当てて粘ると、立ち上がりで離れたのでそのまま踏んで8位フィニッシュでした。
総括としては、初戦ということもありますが60分間をしっかり耐え、力の出し方をしっかり考えて走ることが出来なかったなーと感じます。
(Photo by cyclowired)
(Photo by ハコさん)
あとはやっぱり低速コーナーが遅い...
他の選手と自分の走りを比べると、少しツッコミすぎかなと思いました。
コーナーの進入から脱出まで、トータルのスピードを上げるということをもう少し意識しなきゃダメですね。
機材も良くなり、言い訳もできませんので更に練習します!!(笑)
沢山の応援、ありがとうございました!!
次戦は白樺湖JCXです!
そして現在、「アジア大学選手権」に順天堂大学チームとして出場するため、韓国から投稿しています。
日本のような風景なのに、異文化を感じることが変な感覚です。
明後日クリテリウム、その翌日にロードレースが行われます。
精一杯出し切ってきたいと思います!
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最後のインカレを終えて
(Photo by 岡元さん)
学連生活最後のインカレが終わりました。
私はロードレースに出場しました。
過去3回、1年青森、2年修善寺、3年美麻とインカレロードには参戦してきましたが、1度もポイントを獲得することができていませんでした。
特に昨年の美麻では21位でポイントを逃すと共に、入賞を目指していた中でのその順位に、かなり落ち込みました。
そこから1年。。。
ここに来るまでにいろいろありました。
一番大きかったのは宇都宮CXの落車による左足首の骨折。
初の手術も経験し、果たしてこれで最後の1年大丈夫なのかと自分でも不安になりました。
しかしそれをかき消すため、復帰後の春先にはひたすら距離を乗り続け、夏場の練習に耐えるための基礎作りをしました。
シーズンに入り、学生選手権クリテで3位。ここで自分の中では自信がついたというか、負けてない、戦えると感じました。
そこからは大きく体調を崩さないこと、怪我をしないことだけを意識して練習に臨みました。
直前の夏合宿でも、調子は悪くなく、あとはしっかりテーパリングをかけていけば走れる状態に持ってくることができました。
そうして迎えた当日。
台風の影響を受けるかと思いましたが、なんとか天気は持ってくれて絶好のステージが与えられました。
スタート前は緊張するかな〜と思いましたが、ここまできたらあとはこの場を楽しんで全力で走ろうと思ったら意外とリラックスできてました。
沢山の観客に見守られ、186名がCSC5kmサーキット28周、140km先のゴールを目指してスタート。
2年前の修善寺インカレロードでは、序盤から逃げが出てそのままいってしまうような展開だったのでそれを意識しつつ前の方の位置取りを心がけました。
調子も悪くなく、いけそうだな〜と思い次の展開に備えたのですが。。。
下りのホームストレートからの1コーナー外側を走行していたら前の方で落車が起きました。
結構前だったので避けれるな〜と思いましたが、自分の前を走っていた選手がビビってホイールロックさせてコケ始めた!
それはやばいよ!と思っていたときには吹っ飛んでました...。
すぐに起き上がり自転車を確認、問題なしで走り出しました。
(Photo by 岡元さん)
しかし集団は遥か彼方へ。
順大では他に同期の伊藤も巻き込まれており、一緒に集団を追っかけます。
最後のインカレここで終わってたまるかよ!
すると伊藤から、「ホイールのスポークが飛んでるから先行ってくれ!」と言ってきました。
マジか...と思いつつもいくしかない。
アドレナリン全開で、叫びながら走りました。確か、「こんなとこで終わってたまるかよク○野郎!」と言っていたと思います(笑)
叫ぶくらいなら速く走れと言われそうですが、勝手に叫んじゃう。もう必死です。
どうやら手首も捻っていたみたいで、左STIレバーの変速ができないくらい痛い...
もう折れててもいいや、そんな心境です。
そんなこんなで、なんとか集団に復帰...
日大の岡本選手も落車に巻き込まれており、集団がペースを落としたことも幸いしました。
正直かなり脚を使ってしまい、中盤過ぎるまでひたすら集団で休んでました。
その間に逃げている選手も出てきており、うちも最初は1年の石原が行ってくれてました。
少しホッとしますが、逃げているメンバーも有力メンバーがおり結構強力で、不測の事態に備えて展開を何パターンか考えてました。
一旦その逃げ集団は回収し、残り周回は7周くらいでしょうか。
また他の選手たちが逃げ始めます。
うちはその逃げに乗せられず、容認しました。
1分30秒ほど差が開き、これはマズイかな〜と感じ始めました。
(Photo by 高木さん)
そこで、京産の中井選手、早大の孫崎選手あたりの逃げに乗せてないチームの選手に声をかけ、先頭を引くことに。
自分も引きましたが、原と石原に指示を出して引いてもらいました。
徐々に詰まってきて残り3周あたりで追いついた!
しっかしここからが勝負。
お見合いが始まりつつ細かいアタックがかかります。しっかりと勝負するポイントを見極めます。
インターバルがかかるペースアップに千切れていく選手が多い中、残り2周。
うちの選手も自分以外居なくなりました。
俺がやるしかない
そう言い聞かせて、攣りそうになる脚をペダリングをうまく変えつつ抑えます。
(Photo by 高木さん)
ラスト1周。ここにはもう12〜3名しかいません。
自分もしっかり見極めていけるところでいこうと思いましたが、ここで序盤の落車で使った脚が響いたのか、正直自分でいける脚がなかった。
なんとかアタックの連続について行って残り1km。
3人の選手が先行、それを集団が追う。
もうこっからは消耗戦です。
ラストの登り、辻本コーチと伊藤の声が聞こえてきて、120%の力で踏む。
(Photo by 岡元さん)
岡本選手たちと同じパックで秀峰亭のゴールへ。
もうわけがわからないけど踏みまくってゴールラインを過ぎました。
(Photo by 岡元さん)
サポートの神庭さんに支えられフラフラしてぶっ倒れました。
結果は11位。
インカレロードの自己最高位ではありますが、狙っていたところは優勝。そこには届かなかった。
最低でも1ケタに入ってポイントを多く獲得したかったですが、2ptしか獲ることが出来ませんでした。
でも、出し切りました。もうやりきった。
ゴールして戻ってくる原、たいき、石原を出迎えて、握手しました。本当にみんなよくやってくれました。
そして伊藤。俺がただひたすら色んな感情が湧き出る中で泣いていて、近寄ってきませんでしたが、神庭さんが一言、「伊藤もこっちにきなよ」と俺と握手した瞬間にお互いまた泣く...。
色んなことがあった、正直うまくいくことより失敗が多かった、前途多難だった。
だけど最後こうして全力を尽くして最上級生としてロード班を背負った伊藤との握手は、くるものがありました。
ここ2年、インカレでロード班は1ポイントも獲ることができませんでした。
過去の偉大な先輩方はインカレロードを優勝したりしている。
その先輩方には及ばず、成績を残せなかったのは本当に申し訳ない気持ちです。
しかし、やっと、3年目でポイントを獲得することができました。
本当はもう1年やりたい!
でもここで終わりです。
ここから徐々に、また高みを目指して後輩たちが頑張ってくれることを願ってます。
あとはお前らに託す!
感情的な文でまとまりがないですが、最後のインカレロードはこうして終わりました。
順大自転車競技部は総合10位でインカレを終えました。
沢山の応援・サポート誠にありがとうございました!m(_ _)m
それぞれの想いが交錯するこのインカレという舞台を支えてくださったスタッフの皆様にも大変感謝いたします。ありがとうございました。
インカレに関してのレポートは終わりますが、次の記事で4年間の総括も書いてみようと思います。
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最後のインカレロードに向けて
いよいよ私の主将の務めとして最後の大会である「インカレ」が始まりました。
私が順天堂大学に入学したのがついこの前のような気がして仕方がありません。
それほどまでに突っ走ってきた、あっという間の3年半だったなと感じます。
さて、明日土曜日まではトラック、日曜日は私の出番、ロードレースです。
CSC5kmサーキット28周、140kmで争われる、いわばサバイバルレースですが、これまで練習してきたものを信じて、あとは頑張るのみだと思います。
私の代になり、ロード班は主任である伊藤の元に成績・全体の力のベースが上がってきています。
クラス1の選手も6名と、学連加盟校の中でもかなり多く、ロードの総合を十分に狙えると思います。
私自身も、最上級生・主将という立場になり、一個人としての成績はもちろんの事、チーム全体のことを考えることに重きを置いてきました。
正直なところ、私の力不足ゆえに部員には色々と迷惑をかけたと思います。
また、部の運営に関しては相当悩んだこともありました。
しかし、そんなこんなの順大自転車競技部での活動もあと2日で一旦終止符を打つこととなります。
10月のアジア大学選手権への出場が決定しているため、「一旦」となりますが、インカレが終われば私の主将の務めは終わり、後輩たちが新しい組織を作っていきます。
またレースを終えてから、色々と感じたことは書きたいと思いますが、ここまで来ることができたのは沢山の方々の支えがあったからこそ。
その思いは忘れることなく、全力で悔いのないように走ってきたいと思います!
目指すはもちろん「優勝」です。
日曜日8時スタート、応援よろしくお願い致します!
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全日本選手権 U23
Photo by Kensaku Sakai さん
日本一を決める大舞台、全日本選手権U23カテゴリーに参戦してきました。
舞台となるのは伊豆大島。
1年生の時に出場したツールド北海道以来、久々の船旅にワクワク!
レース本番2日前の夜から移動ということで、お台場の夜景を見つつエンジョイしました(笑)
翌朝到着し、せかせかと自転車を組み立て島内へ〜。
島内のクルマのナンバープレートがすべて「品川」なのに違和感しかなかったです...
どんよりとした天気の中、順大のTT出場メンバーのサポート・応援をしたのち試走へと向かいました。
島内にある「三原山」を登って、また下り、海岸線のアップダウンを走る、レイアウト的にはわかりやすいコースです。
しかし、登りは徐々に勾配がきつくなるため、脚が削られるな〜という印象です。前評判で登りが結構きついという話を聞いていたので、ギア比はフロント52×36 リア12×28を付けていました。このチョイスは間違いなかったと思います。
試走を終えたあとは宿に戻り、準備して就寝しました。
そして試合当日。
起きて外みたらガッカリ。。。
もしかしたら中止なんじゃないか?と思うレベルの暴風雨でした。
ここまで来て走らないのも嫌なので天気の回復を願いながらアップローラー。宿の限られたスペースと時間に追われ、20分少々しかできませんでした。その後そのまま自走でスタート地点へ向かいます。
Photo by マネージャー
スタート30分前に周回数が2周減ったことを知らされました。100kmを切るので序盤からずっと前にいないと置いてかれると感じ、スタートも2列目で。
スタート後は10〜15番手をキープしていましたが...
Photo by Kei TsujiさんTwitter
2周目に突入し横に選手が3人ほどしか並べない狭い登りで、目の前で落車が...
完全にストップしてしまいました。
運悪く一番右に居て、左側を走っていた選手はなんとか流れていたのですが復帰に時間がかかりました。
前を見ると鹿屋勢がアタックかかっていました...完璧にやられた!
必死に前を追います。
Photo by Ekuni Takeoさん
しかし追いつくことができず、同じ状況で固まった選手たちで第2集団ができました。
ここから我慢我慢の展開です。
先頭集団は有力選手が多く、20名ということもあり、第2集団との差が広がっていきます。
序盤は30秒だったものが、中盤を越える頃には4分以上に...
Photo by Kensaku Sakaiさん
第2集団の人数も減っており、集団は先頭に追いつくことに諦めムード。
そこに後輩の石原含む第3集団が追いついてきました。
全体の人数は増えましたが、海岸線のアップダウンが向かい風でスピードが上がりません。
終盤、先頭への合流は諦めてこの集団内でのゴールスプリントに備えることにしました。
Photo by Kensaku Sakaiさん
ペースもだいぶ落ち着いてしまい、ラスト1周へ。
全員疲弊しており、アタックも全くかからず最後のゴールスプリント合戦に突入します。
Photo by マネージャー
最後は皆バラバラで、自分は集団の3〜4番目?21位でゴールしました。
総括としては、やっぱり序盤の落車の影響を受けたのは大きかったなと感じます。しかし、結局のところ地脚があれば、追いつくことはできたはずです。5分を超える登りになると、ガクンとスピードが下がってしまいます。20分走などのインターバルをもう少し入れるべきだと感じました。
レース終了後、翌日に就職の試験があるため順大メンバーに見送られ一足先にソソクサと乗船しました。
テレビで見るような島の人たちの暖かいお見送りを受け、伊豆大島を後にしました。
帰りの船は明星大キャプテンのにしむーと早稲田大のカネコとひたすら喋って少し寝て、竹芝に到着!
Photo by Shou Nishimura
にしむーが撮ってくれたやつが結構気に入ってるので、オフショットとして載せておきます。ただのナルシストです( ´Д`)y━・~~
さて、あとは8月末のインカレまで、練習していくのみとなりました。
今回の全日本選手権で、自分の中で伸びてきているなと感じる点もありました。
ここまできたら、あとは努力したものが笑うと思います。精一杯頑張りますので、今後とも順大自転車部共々、応援宜しくお願い致します!
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いつもありがとうございます。
学生個人ロード
Photo by 岡元さん
いよいよこの時がやってきました。
全日本学生個人ロードレース。
インカレと並ぶくらい大きな大会で、学連ロード選手で誰が一番速いのか決まります。
昨年11位という結果に終わったこの大会。「3年生で11位だったら良いほう」と誰かに言われたが、全く満足できませんでした。レースを最後まで残った者だけが走れる1kmのヒルクライムで置いてかれ、表彰台への壁は高いと感じました。
それから1年。
昨年以上に冬のLSD走に力を入れ、ペースアップを図りました。
「長い距離をひたすら乗る」
このことは個人ロードを常に意識していたからでした。
シーズンに入り、同じ格式の全日本学生クリテでは3位で表彰台に登り、個人ロードへの弾みはついたかなと感じて、今大会を迎えました。
レース当日。
この大会、まず勝負は朝飯から始まります。(と思ってる)
ひたすらに白米とおかずを食べ、貯蓄貯蓄。3日前からカーボローディングしていたけど、今朝も茶碗大盛りで4.5杯くらい食べました。
昨夜も結構食べたけど、朝も食べれるから腹は調子よさげでした。
ついでに脚の調子はどうかとモミモミ。
ヨシヨシ。
会場へ移動。準備してアップ。
181kmという長い距離を走るため、「アップは少なめに」とのコーチからの指示。
いつも50分くらいしてるので、少なめと言っても25分くらいはしました。
Photo by マネージャー
いつもの心拍を上げる音楽が会場に流れ始め、部員と握手を交わしレースがスタート。
スタートしてすぐに逃げができます。
この展開は自分の中でも予想できていて、実は1年の石原にはスタート直後の逃げに乗るために前にいるようにとの指示を出していました。
しかし集団に埋もれてしまっていて乗っていけませんでした。
石原は独走力があるので、集団でペースの上下に翻弄されるより逃げちゃった方が良いだろうという判断だったのですが。
そのまま最後まで行ってくれればそれはそれで良いし。
この展開で自分は集団で温存して、後半に備えようと思っていました。
次にできる追走の集団で乗って行きな!と指示を出して、とりあえず様子見。
あまりチームメイトが前に上がってこないので、前に上がってこーいと手招き。
このレースは、ダム湖の周回でコース幅が狭く、落車のリスクが高い。それもファーストラップとかではなく、少し気が抜けた3周目以降に起きる。
このことが頭をよぎったので、チームメイトを失いたくないという思いで手招きしたのでした。
そしたら3周目クリア直前のトンネルで3年 原が落車に巻き込まれたとの情報が。。。
絶好調の原を失うのはやべーよ。。。
と思っていましたが、どうにかして戻ってきてくれた。ホッ。
Photo by 岡元さん
逃げとのタイム差が2分を超える。
鹿屋と日大も行ってるから抑えられてました。
しかし逃げに乗せることができてないチームもあり、追走の動きはある。
ここで順大としては行くべきで、さっき石原にも指示を出したし、原・伊東にも伝えた。
正直悩みました。俺がそのまま行っちゃうべきかなと。
でもあと120km以上あり、先は長いし。。
結局後輩たちにチェックに入ってもらうことにしました。
んで追走集団できて、乗ってけ〜と言ったが、どうやら石原も調子が悪いらしく、乗せることができず困った。
海老本が前の集団に乗ってくれてたので、そこに行ければうまく回ったかもしれないがこれはしょうがない。
かなり動きが後手後手に回っていました。
Photo by 岡元さん
レースも折り返し地点。
この時点で逃げとは約3分30まで広がっている。
こうなると自分が行くしかないと思っていたところ、ちょうど原と伊東がアタックして追走。
伊東が引いて離脱、そのあと日大2名と原がうまくブリッジをかけました。
少ししてそのまま自分も行ってしまおうと、更にできた追走集団に乗った。
Photo by 岡元さん
先頭の逃げから落ちてきた選手も巻き込んで人数が増える。
前にいる追走集団との差は広がったり縮んだり....
ガッツリ縮まない。
これは....と思いつつも、もう行くしかない。
残り4周あたりまでこのパックで追走し続ける。
Photo by 岡元さん
しかし前との差は縮まない。
Photo by 岡元さん
更に追い討ちをかけるように、後ろからきた追走集団に追いつかれた。そこに順大のイトウコンビと石原。
残り2周でもう前は追いつかないと悟った。自分のいる集団は20名弱だろうか。ラスト1kmの登りに突入、そこでヒルクライムで圧倒的な強さを誇る日体の岡部選手がアタック。そこに自分も付いて行った。
後ろはもうバラバラ。
Photo by 岡元さん
岡部選手に追いつききれず21位でゴールしました。
最後にして、自分の力を出し切れなかったと感じます。
今までで一番ゴールしてから余裕があった。
こういう終わり方はかなり悔しい。
ロードレースって難しいなと、ここになって改めて感じさせられました。
最終的には、自分の読みが甘かった。
「序盤から自分で行く」
この選択をできなかった自分は負けです。
Photo by 岡元さん
後輩をツールド北海道に連れて行くことができなかったことが、自分の中でかなり悔しかったし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
でも、ここで終わるわけじゃなくて、インカレが待ち構えています。
あと2ヶ月。
全力で練習して、最後は笑って締めくくりたいと思います。
応援していただいた皆様、ありがとうございました。
Photo by 岡元さん
ピットでの補給等、サポートしてくれたみんなもありがとうございました。
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・ひまわり整骨院 様
(http://himawariclinic.info)
「フレームコーティング」
・TEN GARON CAP 様
(http://s.ameblo.jp/10g-cap/)
いつもありがとうございます。