JPT初戦・第2戦を終えて
(Photo by Shizu Furusakaさん)
今期よりシエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシングチームにてJプロツアーを走らせて頂くことになりました。
早速ですが、土曜日に行われたJプロツアー初戦、宇都宮クリテリウム、翌日の宇都宮ロードレースのレポートです!
(Photo by カルさん)
初日のクリテリウムは予選と決勝があり、まず予選を通過しなければなりません。
1組約70名のうち50名が予選通過となります。
結果、なんとか30番手あたりでフィニッシュし予選通過しました。しかしながら、、位置取りがこんなにも大変とは。。。
昔学連のクラス2からクラス1に上がった時に、スピードも位置取り合戦も大変だな、と思ったものですが...しかしJPTは次元違いました...。
台数の違いはもちろんですが、それぞれの選手間の距離もギューギューです。そしてチームプレー色がより一層強く感じられました。スピードも速く、脚を少しでも休めれば一気に最後尾まで落ちます。
これでまだ予選ですから、決勝は...汗
っとその前に〜
予選終了後、決勝まで時間があるのでお世話になっているスポンサー様へのご挨拶♪
(Photo by カルさん)
チームに供給して頂いているMERIDAブースにて!自分が乗っているSCULTURA、気に入ってます!走りも◎!
(Photo by カルさん)
チームウェアでお世話になっているWAVEONEブースでも集合〜
「ウエイブニャン」宇都宮ver!笑
(チーム内での立ち位置はご覧の通りですw)
(Photo by Shizu Furusakaさん)
その後はステージに上がりチーム紹介!
雅道さんと西沢キャプテンの会話のキャッチボールが面白かったですw
チームメンバー全員のサインが入った色紙を自分が投げたボールを取った人がゲットできる企画も!(サインちゃんと考えてませんでした...考えておきます(´-`))
さて決勝へと移ります。
決勝は60km、100名出走です。チームからは5名が出走しました。
スタートから半端ないスピードで、展開もクソもなく、ただ食らいついていきます。
(Photo by 三井さん)
中盤あたりで位置取りしているのが精一杯です....。一瞬ローテが回って先頭に出ましたが、その後下がったらそのまま置いてかれそうで焦りました(汗
一瞬一瞬の位置取りに神経をすり減らしながら、なんとか周回を消化していきました。
(Photo by 三井さん)
最後3周あたりからはさらにスピードが上がり、ホントについてくだけ...。最後は集団の後ろでゴールしました。なんとか完走はしましたが、JPTのレベルの高さを実感しました。
(Photo by Shizu Furusakaさん)
レース後はATHLETUNEの青!翌日に備えます。HALOHEADBANDの新色も付けました。今回はユニオンジャックカラーに!(理由はミニ乗ってるから笑)
さて翌日の宇都宮ロードレースに移ります。
ロードレースは、ジャパンカップでも使用される鶴カントリーの登りを含めたコースを約80km。鶴カントリーを12回登ります。
(Photo by Shizu Furusakaさん)
パレード走行を終えたのち、リアルスタート。最初っからみんなかっ飛ばしてます。いや、かっ飛ばしてると感じてるのは自分だけ、他の選手にとっては普通なんでしょう。
今回はクリテと違いコース幅も色々変わる中で、位置取りをとりあえず前に前にという意識で走りました。
鶴カントリーを終えて下り基調の平坦路でも、休むことはできず踏み続けます。縦一列に長く伸びるので、後ろにいるとキツイ。
(Photo by 三井さん)
(Photo by 岡元さん)
食らいついているだけで仕事も何もしてないですが、残り3周まで消化して、補給地点にいるチーム員に「あとお前1人!」と伝えられます。
なんとかして絶対残りたいけど、脚はすでに限界を迎えていました...。
その後...あっけなく平坦路で千切れました。
(Photo by 岡元さん)
その周を消化し単独で鶴カントリーの登りへ。
まだいける!諦めんな!色んな声が聞こえてきます。沢山の応援をして頂いているのだけは伝わってます。ありがとうございますm(__)m
そのまま下ろされてしまい、DNFでした。
総括としては、とにかく今まで走ってたステージとはレベルが違います。正直、やってけるのかこれと思ってしまうくらいでした。
春から社会人、そっち方面も色々とあると思いますが、時間を効率的に使って、一矢報いる走りをしたいです!
沢山の応援・SNSでのコメントありがとうございます!
引き続き応援頂けますと幸いです。
・チームサポート
#MIYATA #MERIDA #MAVIC #東京サンエス#OGKKABUTO #WAVEONE #FOOTMAX #ATHLETUNE #OS-1
・個人サポート
#BiciclettaILCUORE #MILLET #SMANIE #HALOHEADBAND #TENGARONCAP #ひまわり整骨院
いつもサポートありがとうございますm(__)m
CX東京→CX千葉→シーズンを終えて
(Photo by 岡元さん)
JCX最終戦となるシクロクロス東京エリート、その翌週のシクロクロス千葉を終え、今期CXシーズンを終えました。
レースを振り返りながら、今シーズンの総括的なことを書きたいと思います〜
まずはCX東京、昨年は骨ポッキリマンからのC1優勝→なんとかギリセーフでエリート滑り込みをしたわけですが、やはり2日連続のレースだと厳しいものもありました。
今年は怪我もなく無事にエリート出場権を獲得し、1戦に集中できます。
しかしながら、本番の1週間ほど前、ちょうど花粉が飛び始めた?頃から鼻とか咳が出始め、あまり良い体調とは言えないまま本番を迎えてしまいました。
砂練等、結構練習してましたが、体調管理をうまく出来なかったのは選手としてダメですね....
(Photo by あべまさん)
まぁもう仕方がないので切り替えて試走。
砂重ぇ〜。こんな重かったっけって感じw
森林区間は特に問題なくクリアできました。タイヤは前FMBノーマル 後ろチャレンジDUNEのセット。前をノーマルにしたことで森林区間を安心して攻めれました。
(Photo by 吉原さん)
んでアップしてコールアップ。12番ゼッケンなので2列目。最後尾だった去年とは雲泥の差であります!
1列6人、選択肢なく真ん中に並びます。
緊張はあまりなく、やったるぞー!って感じでスタート。
(Photo by Kensaku Sakaiさん)
そこそこスタート決まって1コーナーに入ります。スピードが上がった状態からの突っ込みですが、そこに関しては不安はなかったです。前方左、オーストラリアの選手がすっ転んで、それを見てインから砂に突入することにしました。
ここでやっちまった!
(Photo by Kensaku Sakaiさん)
1つ深い轍があって、そこにトレースしていきまして。。。あっ、思ったより深い、、、と思った時には吹っ飛んでました( ´Д`)
んで後ろからわんさか選手が来るわけで、自転車が持ってかれて俺の身体は振り回されて、あっという間に最後尾に。
(Photo by Kensaku Sakaiさん)
起き上がって行こうと思ったら、他の選手の自転車にハンドルが絡んでしまっていました。
ハンドルを外して行こうとしたら、「下手くそは引っ込んでろ!」と怒鳴られました。
何を言う余裕もなく、よくわからん気持ちになりながら前を追います。
先頭は遥か彼方に...
(Photo by カルさん)
その後はとりあえず一人一人パスしていきましたが、砂が遅すぎる自分...
なかなか順位が上がらない...轍をうまく乗っていけない...ため息!
(Photo by 岡元さん)
心拍もゼーハーゼーハー、終わっている。
トップ勢からラップされ、あとは後ろを気にしなければならない、このもどかしさ!
(Photo by 三井さん)
もうあとは周回を消化するので精一杯でした。いいとこなし!沢山の方が来て頂いて、応援して頂いたのにダメダメだった。本当にすみませんm(_ _)m
内容もあまり覚えておらず、鮮明に覚えているのは1コーナーの吹っ飛びのみ。
(Photo by Keiji Kanekoさん)
こうしてJCX最終戦は終えました。
(レース後、お気遣い頂きメッセージ下さった方々、ありがとうございました、この豆腐メンタルもどうにかしたい(´-`))
んで翌週のCX千葉。
こちらは千葉県選手権も兼ねている大会、一応2連覇しておりまして、招待選手としての参戦となりました。
C1で優勝すれば必然的に千葉県選手権も優勝となりますので、そこを目指します。
例年よりも濃いメンバーが集まった今回、正直緊張していましたw
コースは砂が結構長く、そこがポイントになることはわかっていました。
あとはスタート後すぐにシングルトラックに入るのもポイント。
(Photo by Tanne Momikoさん)
いつものようにアップして、コールアップ、1列目真ん中です。隣はSNEL中村龍太郎選手。チラッとギア見たらアウターロー。周りの選手もアウターローから2枚目あたり。ギア比に細かい違いはあれど、スタート直後は登りだからちょっと重いんじゃ?と感じインナーで後ろローから3枚目にセットしました。時間が2分ほどずれましたが、スタート。
それが功を奏したのか頭一つ抜けましたが、横から臼杵のケンゴが。パワーある!先頭で行けず登りは2番手で進入、からのシングルトラックまでの下りに入ります。
先のシングルトラックは1人分の幅、後ろは絶対にどん詰まりするので、脚使わずアドバンテージを得られるチャンス!一番前でクリアしたいところ。
下り始め、結構突っ込んでいった臼杵ケンゴ、ここは進入抑えめでクロスラインで抜こうと思って行ったら思う通りになり、パスすることに成功します。
(Photo by Tanne Momikoさん)
その後はシングルトラックを抜けて砂浜へ。
比較的締まっている海っぺりに出て遠回りするか、ちょっと重いけど最短距離のイン側のラインを行くか迷いますが、海っぺりを選択します。
チラッと後ろを見ると、結構離れてる。
砂が結構重いので、体力あるうちにここはいっそ担いでランしたほうが速いんじゃと思い、途中からランで砂浜区間を抜けます。
(Photo by 有岡さん)
チラッと見ると、GIANT門田選手が迫ってきていました。砂フル乗車している〜。
詰められつつ、3周ほどトップで消化します。しかし、砂区間で明らかに詰められてきていて自分も乗っていきますが、まー遅い遅い(´-`)
(Photo by Tanne Momikoさん)
4周目くらいに食われて、そのまま離されます。追いつきたいんだけど、心拍もイマイチ上がらんしランも遅いし、、、
砂って、焦ったら焦ったぶんだけ走れなくなる、、、。
どうやら抜かれた時とその前の周だと、30秒遅かったらしい...走りにムラがありすぎる(´-`)
んで中盤〜終盤にかけて、マイルポスト國井選手が迫ります。逃げたいんだけど、、詰められている。お互い砂浜は同一区間ランでクリアしていますが、ランが明らかに速い!
(Photo by 西海持さん)
ラスト2周?くらいで追いつかれました。その後シングルトラックまでの進入などで抜きつ抜かれつの攻防!ここは燃えました...(笑)
砂浜に突入してのラン、ここでハッキリ差が出て離される...
なんであんなにラン速いの!
結局追いつかず、3位でゴールしました。
國井選手は千葉県登録なので、千葉県選手権は2位。3連覇ならず....。
悔しいけど、これが実力。
来年リベンジします!
シーズン最後の2戦は良い結果ではなく終えてしまいましたが、今期は怪我なく無事にシーズンを終えることができました。
応援ありがとうございました!
シーズン総括としては、野辺山で低体温症になったり、全日本選手権はタイヤ剥がれるし、色々うまくいかなかったシーズンでした。
1つだけ良かったのは、UCI寒河江で表彰台乗ったとこでしょうか。その勢いで最後まで突っ走りたかったのですが、大学の自転車部を引退し、強制的な練習がなくなってから、自分で練習を組み立てるときに、やはり甘えが出てしまったし、練習量も落ちたのは事実です。これが終盤に響きました。
ベースがあって、後半までしっかり勝負できる状態がある前提で、最後テクニックの差が出てくるので、その段階に無かったです。
4月から就職しますし、色々と環境も変わる中で、うまくやっていけるのか不安もあります。とりあえず気持ちは強く持ち続けて、来シーズンは良い走りを見せられるように頑張りたいと思います。
今期も沢山の応援誠にありがとうございました!
ちなみにちゃんと夏はロード走りますので、ぜひロードの方も応援頂けますと幸いです!
「機材・メカニック・ピットサポート」
・Bicicletta IL CUORE 様
(http://ilcuore.tokyo)
・ORGA customshop 様 (http://www.orga315.com)
・青木亮太 様
「チタンボルト」
・HOTBANKUSA 様
(http://www.hotbankusa.com/64tp.html)
「インナーウェア」
・MILLET JAPAN 様
・野口商会 様
(http://www.millet.jp/drynamic/) (http://www.noguchi-shokai.co.jp)
「ソックス・ヘッドバンド」
・mesutta inc.様
(https://www.wrightsock.jp) (https://www.haloheadband.jp)
「ボディーメンテナンス」
・ひまわり整骨院 様 (http://himawariclinic.info)
「フレームコーティング」
・TEN GARON CAP 様
(JCX#8) 湘南シクロクロス
(Photo by Kensaku Sakaiさん)
振るわない結果で終わった全日本選手権から1週間が経ち、迎えた湘南シクロクロス。
正直、全日本で心身共に燃え尽きた感があったんですが、全日本で剥がれてしまった後輪のタイヤも新品に交換し、気を取り直して臨みました。
今大会のコースである中井の目玉はやはり99段の階段。ランの練習なんかしてないし、ヤバさしかありません。
コースレイアウトとしては舗装路からその階段を登り、森林のトレイル区間を抜けてフラットなグランドをクネクネ走って1周。
天気が良く、気温も高く路面はドライ。
空気圧は1.75にしました。
ゼッケン3番で最前列スタート。
ペダルキャッチ決まって結構良いスタート切れました。横を見るとコーヘー。その後ろにヒジリ。
スタートから1コーナーまでの舗装路区間が結構あるので、スピード乗せて合わせる感じで1コーナー2番手で進入します。この後の階段に恐怖感を覚えながらも突入...。
(Photo by 三井さん)
コーヘーと仲良く並んで登るも、これテッペンまでもたないペース。少し失速し頂上からのコーナー進入でインからヒジリに抜かれる。
ここら辺が自分は甘い...。入れさせないようにするべきでした。
そこからはPAX宮津選手を混ぜての4人で走行しますが、斜めに登る自称Z坂で痛恨のズッコケ。こういうところで落ち着いて走れるようになりたい...。どこかで焦ってしまっていて、ミスを生んでしまいました。3人から離され単独追走するも、追いつかず....
2周目突入。後ろから3UP合田選手に迫られます。2回目の階段が遅すぎてすぐに追いつかれました。その後テッペンからの下り、なんかリアがゴトゴト言ってないか?と思ったらもう速攻空気抜けてた...パンクかー( ´_`)
換えたばっかりだよー?( ´_`)
ちょこまかバイトして買ったタイヤ、2日で逝っちまったよ( ´_`) (∵`)
と心の中はざわめき、合田さんにも抜かれ後退。
(Photo by 馬場 輝さん)
(Photo by Tanne Momikoさん)
8〜9番手くらいまで落ちましたが、ピットまでが下り基調だったのが唯一の救いでした。
スペアに乗り換えた後は必死に追走です。全日本の再来かよ(´-`)
(Photo by 春日部写真店 織田さん)
合田選手、中里選手のパックに追いつくまでが超きつかった!
なんとか追いつき、パス。もう残り5周くらい?
(Photo by 馬場 輝さん)
単独でまた追います。標的は数少ない千葉車連登録、SNEL中村選手。
残り3周くらいで見えて、平坦のグランドのコーナリングではこっちが速い。でも舗装路で置いてかれる展開。早めに詰めておきたいところなので、脚使いましたが残り2周でパスし逃げます。これが4位争いです。
ラスト1周、若干離れた?と思いましたが、魔の99階段で中村選手のアタックが!
自分の大腿四頭筋は悲鳴を上げていました。
「これ以上速く動かしたら、つっちゃうよ」と訴えて来ます。
そこで置いてかれました。何やってんだ〜...
(Photo by 三井さん)
そのまま追いつけずに5位でフィニッシュしました。
総括としては、スタートからパックが出来るまでにミスがあったってのが、全部の原因を作った気がします。コケて追いつきたいから自転車の扱いも雑になっていました。
結果、パンクの原因は階段後の乗車時に早く自転車を下ろしすぎて段にリムを打ちつけてしまったことでした。(教えて頂いた合田さん、ありがとうございました。)
細かいところでも丁寧に、そこで順位に差が生まれていました。
良かった点はグランドのコーナリング。ここで結構差を詰めることが出来ました。クルマのジムカーナみたいな、リズム良く走ることを意識して突っ込みすぎず走ったらスムーズになりました。
最近、走りの雑さからくるバイクトラブルが多いので、「丁寧に速い」走りが出来るように、意識して練習してみます。
いつも応援ありがとうございます!
次戦は、今の所2月のCX千葉の予定です。
「機材・メカニック・ピットサポート」
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全日本選手権
(Photo by 岡元さん)
CXシーズンで最も重要となる全日本選手権を終えました。
今回の全日本、かなり狙ってました。
今大会が行われる宇都宮は、コースレイアウト等を含め自分向きと言える好条件で、実際のところ去年同コースで行われたJCXシリーズで表彰台に上っています。
また、自転車部の活動も区切りがつき、来年からは社会人....
練習に専念できる今の環境で、この宇都宮の好条件で、、って考えていったら、今回の全日本選手権で1発かますしかねぇ!という気持ちでした。U23を抜けエリートでの戦いでも、脚力的には負けてないと思ってましたし。
しかしながら、JCX戦で表彰台上った時はコース内のシングルトラック部分が下手くそすぎてこのままだと全日本はヤバイと感じ、筑波山近辺のトレイルに行ったり、部活動出なくなった分はMNC夜練などでカバーしながら練習を重ねたり....とりあえずやれることはやって、あとはひまわり整骨院にお世話になり身体のコンディショニングをして臨みました。
(Photo by 前島さん)
なんかソワソワしつつ当日を迎え、朝・昼と試走。朝の試走よりもドライになるだろうという予想と裏腹に、ジュニア、U23を終えた昼の試走時のコースは所々ヘビーマッド。
特にZの形に斜めに下るキャンバーは、ツルッツル。そもそも自転車降りても下るのが難しいw
マジかよ...ここは!ここは俺の得意な宇都宮ではなかったのか!前日の試走は何だったんだ!と、若干萎えつつ試走を終えます。
試走を終えても悩んだのがタイヤチョイス。現在メインで使用しているのがFMBのノーマル(?)タイヤ。フロントのみチャレンジのマッドタイヤ(LIMUS)にしようか迷いますが、芝区間も多いこのコースにおいて路面抵抗などを考えるとあまり使いたくなく、昼過ぎのこの時間から乾いてくるという予想でいつも通りメインのセットで出走を決めました。
アップも入念に行って、ここぞという時に飲む1本735円もするベスパプロを飲んでスタートラインに並びます。
(Photo by タンネさん)
沢山の観客が居てワクワク、全日本の雰囲気!!
気合のシャッス!を小さな声でささやきスタート笑
スタートも決まってスタートループは4〜5番手でクリア、そこからトレイルへと続く2段坂。
1つ目の段を越えて2つ目、あれっ、いきなりめちゃ重い。。。登れない。。。後ろの選手ごめんと思いながら(GIANTさいちんさん始め、その近辺の方々本当にすみませんでした...汗)仕方なく一旦降りてもう一回乗ろうとするもロック。
一瞬思考が止まりました。
何が起きてるのか訳わからないけど、30〜40人くらいにぶち抜かれている現実がそこにはありました...。
んでよくよく見てみたら、後輪のタイヤ剥がれてる....もう本当にガクッときました。ここで?ここで??ともうてんやわんやしてます。思考停止からてんやわんやまでの時間およそ1.5秒くらいですがw
とりあえず、剥がれるという経験が初めてでしたが、無理やりタイヤ押し込んではめて走り出しました。
https://instagram.com/p/BN3TlqvDGoq/
(その時の動画...カルさん撮影)
このコースは絶対に先頭パックに居なきゃ、タイヤを外れる前のコーナーではそう思っていたのに...その人達は遥か彼方へ。シングルトラック前ということもありほぼビリに近い状態で走ってピットへ向かいます。チームメイトの大塚さんがタイヤ剥がれを伝えてくれており、すぐにスペアバイクへ交換。もうサポートメンバーの顔も見れませんでした。
(Photo by 三井さん)
でも諦めるわけにいかない。クオーレメンバーを始め、沢山の方々が応援に来てくださいました。この試合までに沢山の人に支えてもらいました。その人達のことも考えたら、また燃えてきました。
スペアバイクはディスクブレーキにチューブレスタイヤの組み合わせ。正直メインとは乗り味が変わってきますが、芝区間はチューブレスの方が速かったし、コース全体が乾いてきたこともありそのままスペアで周回を重ねました。
40番手あたりから25番手あたりまで上がりますが、そこから1人1人抜くのがキツイ。
同じスピードで走ってる人が居ないからTT走みたいな感じで消耗してるし、中盤越えてから正直心折れそうでした。
(Photo by 岡元さん)
(Photo by カルさん)
そこでピットから、メインの後輪替えた!と伝えられたので交換してまたペースを上げて追っかけます。
でも、、、でも、、、19位まで上がるので限界で、俺の全日本選手権は呆気なく終了しました。
ゴール後、華やかに行われている表彰式を横目に、悔しさを通り過ぎて、よくわかんない感情で泣くw
それを見かねてか、知らないおじさんが、アクエリアスを差し出してくれました...。
テントに戻って冷静になって、運が悪かったとかじゃなくて結局自分が悪かったんだなって感じました。
野辺山2Daysを終えて、あの過酷なコンディションからホイールを洗ったあと、しっかりタイヤが付いてるかは確認してませんでした。
「今シーズン貼ったタイヤだから大丈夫だろう」
その油断がありました。
そこで思い出したのは学連の学生個人ロード。大会前の機材チェックを怠ってシフトワイヤーが本番で切れたあの思い出。
そこで学んだはずなのに....
時が経ち忘れかけていたときに、こういうことは起きるんですよね。
全てを完璧に整えてこそ勝ちがあるんだな、と今更ながら痛感させられました。
日頃サポートしていただいてる皆様の期待に応えられず、申し訳ない気持ちです。
高校2年から始めたシクロクロス。1つ1つ経験を積んできてここまで来ましたが、これまで意識してきたことをまた思い返して、次にこういうことが起きないようにしていくしかないと切り替えていきます。。
次は2月のCX東京を焦点に当て、頑張っていきます。今後とも応援頂けますと幸いです...!
最後に、同年代の選手が全日本の表彰台に上ったことはかなり刺激になりました。羨ましいし、そこに上りたいっす。来年の全日本まで、進化させます!頑張ろ。
「機材・メカニック・ピットサポート」
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(JCX#6.7)野辺山シクロクロス2Days
(Photo by 春日部写真店)
記事アップ遅くなりました、野辺山シクロクロス2Daysのレースレポートです。
今大会はUCI&全日本選手権選考対象レースなので、相当重要な位置づけです。しかしこの野辺山は個人的に苦手意識が強いコースで、実際成績も良かったことがない(汗
(Photo by あべまさん)
しかしながら、野辺山の前週に行われたマキノをパスし、ある程度調子を整えて迎えました。
前日に首都圏でも雪が降ったものだから、野辺山は更に雪が積もり半端ない寒さということで手持ちのダウンとか結構用意しての現地入りです。写真はプロ観戦者のkoganeiさんと!
まずは1日目。
いきなり結果からですが、低体温症になりDNFしました...
正直この日のレースあまり覚えてませんが...とりあえず覚えてる範囲で。
(Photo by 高田さん)
14:45にスタートし、序盤は10番手あたりを走っていましたが、ズッコケたりして中盤には13〜4番手あたりまで後退していました。明らかに気温が下がってきているのは感じていて、実際上り舗装路の先の左コーナーで前の周に走ったラインを次の周でそのままトレースしたら凍っててすっ転びました。こんなことあるのか!という初体験でしたね....
(Photo by カルさん)
んで、残り3周くらいになってから異変が。
ブレーキを握ることが出来なくなってきました。転んだ時にSTIに泥が詰まっていて、始めより明らかに重くはなっていたのですが、そもそも握力無くなってきて握れない!
(Photo by 小寺さん)
またブレーキかけられなくて転ぶ!これを繰り返して完全にリズムも崩していきました。全身ドロドロです。冷たいです。
完璧におかしくなったのはその次の周の上り舗装路。急激な寒気から、ペダル回せなくて、インナーローでクルクル登坂します。10人くらいにぶち抜かれたような...
もうそこで止まりたかったんですが、ここで倒れたら死ぬと思ってピットを目指します。
ピットまでの泥区間、自転車も乗れず歩いて押しました。なんとかピットに辿り着きましたが、話すこともできずうずくまって救護室へ...
1時間ほど震えが止まらずでしたが、滝沢牧場のスタッフの方々始め、救護室に居らっしゃった方々全員に助けていただき、なんとか回復しました。特に滝沢牧場のスタッフの皆様は非常に手厚く看病してくださいました。ありがとうございましたm(__)m
今、冷静になって振り返ると、スタート前から異変はありました。
いつも通りに朝昼もある程度多めに食べていたのですが、レース1時間前になって急激にお腹が減ったんです。いつもはそんなことないんだけど...
寒いからカロリー消費が多いのか、すごい空腹感から仕方なくパスタを食べました。ゼリーとかそういう次元の腹の減りじゃなくて...
また、ウェアもいつも通りのワンピースに生足でしたが、もう少し寒さ対策をしていくべきでした。そこは反省点です。
1日目はこのように沢山の人にご迷惑ご心配をおかけしました。お騒がせしてしまい申し訳ありませんでした。
とにかくその日は宿に帰って速攻寝ました。
2日目です。
グッスリ寝ることができ、完全とは言えないものの回復しました。会場に着いてからまずはお世話になった滝沢牧場のスタッフの皆様にお礼のご挨拶を。
その後はとりあえず防寒と食事をしっかり取って、レースまで備えました。
前日のような空腹感などはなく、今回はウェアもワンピースをやめて、長袖の厚手のウェアを着用してスタートしました。
2列目スタートからの1コーナー、4番手あたりでうまく進入することができましたが、そのあとの立ち上がりでもういっちょ力を込めることができず、3、4人に飲まれながら1周目を消化します。
(Photo by tanneさん)
しっかし、最近のレースは先頭パックに余裕で乗ることができない...1日目のダメージもあるんだろうということで、落ち着いて切り替えていくことに。
(Photo by 岡元さん)
2周目からの上りの長い舗装路区間では、スターライトクロスから再考して出したポジションが良い感じで、個人的には結構踏めた感じがしました。ここは収穫だったかな〜。
(Photo by 岡元さん)
正直あまり内容がなく、周回を消化していきます。メインバイクがドロドロになってきてスペアバイクに交換しますが、残念なことに私のスペアバイクになる予定だった2台が弟のレース中に壊れ、父が乗る私のお下がり(笑)に乗ることに。元々自分が乗っていた自転車であれど、ハンドル幅などポジションに差がありうまく走れない〜汗
とにかくメインバイクを使いたい一心で走るけど、しょうがないからスペアに乗り換えて速攻メインに戻すみたいな感じでず〜っと最後まで。
走りもパッとせず、2周?を残して降ろされました。
総括すると、全日本前の景気付けになるようなレースにすることはできないどころか、今回ばかりは落ち込みましたw
野辺山前、大学の卒論提出時期と重なり追い込まれていたことを言い訳に、とりあえず忘れます!!!(いいのかそれで)
しかしながら、野辺山から帰宅後も、なんかカラダが重いな〜っていう状態は続きました。他の人たちもチラホラ体調崩していたようですね...とりあえず速攻ひまわり整骨院で酸素カプセル入れてもらいました。全日本までやることはやろうと!スッキリするのと、確実にカラダは軽くなります。
そんなこんなで体調は戻ってきましたので、今週末の全日本選手権に向けてあとは脚の調子を整えていきます!全日本マジで頑張ります!応援宜しくお願い致します!
「機材・メカニック・ピットサポート」
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「ソックス・ヘッドバンド」
・mesutta inc.様
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「ボディーメンテナンス」
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「フレームコーティング」
・TEN GARON CAP 様
スターライトクロス
(Photo by Kensaku Sakaiさん)
UCI寒河江ラウンドに続いて2週連続でのレースです。昨年は骨折の影響で出場出来なかったスターライトクロス。
2年前に出た時は3位表彰台に上り、比較的相性が良いコースだと感じています。
2年前の今大会も、ナイトレースと観客の多さ、盛り上がりっぷりに走っているこちらもかなりテンションが上がるレースでした。
今年もスタート前からワクワクしている、そんな大会です。
今回のレースに出るまでの1週間、寒河江のレースを終えたときに感じた、下りコーナーの切り返しなどでかなり遅れを取っていたことが懸念点でした。
もちろんテクニックがないと言われればそこまでなんですが、「ポジションなどを少し再考してみては」とのアドバイスをクオーレの高木さんより頂きました。
もちろん、シーズン中にポジションを変えるという行為はあまりよろしくないということも理解しています。
しかし、照準としている12月の全日本選手権宇都宮ロマンチック村のコースは、森林の下りシングルトラックなどがあったりして、明らかに脚力以外で差がつけられるということもわかっています。
その差を少しでも埋めるために、シーズン途中ではありますが試すことにしました。
高木さんにも忙しい中時間を取ってもらい、アレコレと試しました。
少しだけサドルを下げ、主にハンドル周りをいじりました。
そのポジションを実戦で試すという意味合いもこのスターライトクロスにはありました。
(Photo by Takashi Saitoさん)
試走時点では煮詰めたセッティングということもあって、曲がりやすくなってる。いい感じです。空気圧が意外と難しいこのコース、前後で少し圧を変えるセッティングとしました。
(Photo by 伊藤くん)
試走からスタートまでの時間が長く、少しダラダラしてしまいましたが、2時間30分前に腹ごしらえ、その後アップをし、少し寒かったのでイナーメオイルを塗ってコールアップに向かいました。
そこには、順大のメンバーが沢山来てくれていて、サプライズにビックリ(笑)
会場の雰囲気と相まってテンション上がりめの写真が↑となりますw
(Photo by 伊藤くん)
スタートは1列目。なんやかんや今シーズン初...
昨年度、JCXポイントが皆無といった状況ですので、52週のローリングポイントで昨年度分のポイント適用が消えてきて徐々にランキングが上がってきました。
レースの雰囲気には慣れているつもりですが、かなりの盛り上がりになんか緊張...笑
号砲が鳴りスタート
1コーナー、インからのツッコミで若干失速、5番手あたりで立ち上がります。
PAX宮津選手が先頭を引く展開です。
普段ならついていけるペースな感じですが、少しキツイ...。あれ、これはアヤシイ....。
なんとか2周半ほど食らいつくも、弱虫ペダル前田選手たちの先頭パックから千切れてしまいました。
(Photo by Kensaku Sakaiさん)
そこから、さらに徐々に後退...1回杭に引っかかってチェーン落ちもして、MERIDA竹内選手にもパスされ、8番手まで落ちました。
そこから前を追おうとするも、腰が痛くなってきます。細かいバンプに対応できなくなってきました。ポジション変更が少し響いたなと感じながらひとり旅...
(Photo by 高田さん)
(Photo by 岡元さん)
(Photo by 岡元さん)
そんな状況でも、沢山の応援になんとか支えられ、徐々にペースを取り戻します。
残り3周くらいで腰の痛みも落ち着き、踏めるようになってきました。
しかし、先頭は遥か彼方、、、
7位を走るSNEL中村選手にだけは絶対追いつこうと決め、最後まで踏みます。
(Photo by Takashi Saitoさん)
(Photo by Kensaku Sakaiさん)
特にここは応援がすごかった!笑
なんとか全周回乗車クリアで行けたので、盛り上がってて走ってる方も嬉しかったです。
ヒデさんもタイム差教えてくれて助かりました、ありがとうございます。
(Photo by 岡元さん)
ラストラップ、なんとか中村選手をパスし7位、そのままフィニッシュしました。
あまり内容がないレース展開でしたが、収穫はありました。ポジションを更に煮詰めたら、よくなりそうです。あとはそれにカラダを慣らすことも重要ですね。
JCXシリーズ戦じゃないから逆に色々と試せてよかったです。次戦は野辺山2Daysで、そこまで時間があるのでじっくり煮詰めていきたいと思います。
(その前に卒論やらなきゃだけど( ´_`) )
(Photo by 信州ふぉとふぉと館 武居さん)
立地が良いこともあり、沢山の応援に囲まれて走ることもでき、会場も盛り上がって良い大会ですね!
地元千葉の大会なので、更に盛り上げたい!
クオーレメンバー、順大メンバー初め、沢山の応援・サポート誠にありがとうございましたm(__)m
「機材・メカニック・ピットサポート」
・Bicicletta IL CUORE 様(http://ilcuore.tokyo)
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(JCX#3)東北CX UCI寒河江ラウンド
本格的にシーズンインし、各週各地で行われているシクロクロス。ワタクシも少々遠征続きで疲れてきました。(笑)
が、ここからが本番なので頑張っていきます!
ということで、少し遅くなってしまいましたが10/30に行われたUCIレースである東北CXProject寒河江ラウンドのレースレポートです。
前置きとして、前日に千葉競輪場で行われたトラック県民大会で、ガッツリ1kmTT・チームスプリント・ポイントレースの3種目を走ってからの移動です。(笑)
(ちなみにポイントレースは優勝できたのでなんとか面目は保ちました...)
当日入りだと流石に疲労が溜まってしまうので...極力回復するために福島の飯坂温泉までそのまま移動し、しっかり睡眠を取ってから翌朝早めに出て現地入りしました。
(Photo by Kensaku Sakaiさん)
前日試走している選手が多いので、当日の試走のみだと不安でした。とりあえず限られた時間で空気圧をしっかり見極めてギリギリまで試走しました。
(Photo by Kensaku Sakaiさん)
印象としては「ロードレーサー向き」って感じで、ほぼフラット。スタート/ゴールとなるストレートは舗装路で長く基本的にスピード域が高いです。
ただ、芝と締まった土がモコモコとある感じの区間があるなど、空気圧を高くしすぎると跳ねるのでそこらへんも考えないと後半タレるなーと思い、バランスを取った空気圧としました。
アップも長め(約1時間)にして、コールアップに向かいます。
(Photo by Sei Kobayashiさん)
スタートは2列目から。自分の前のスワコレーシング兼子選手が、ダッシュの時にスコンとクリートが抜けて一瞬ビビりましたが、焦らず回避します。
(Photo by Kensaku Sakaiさん)
このコースはSNEL中村選手が狙ってくるだろうなという予想でした。その通りアゲアゲのダッシュ!!速ぇ!(笑)
あれ、今からクリテリウムやるんだっけと錯覚しかけました。
舗装路区間を抜けて1列、5番手で進入しました。
ひたすらに踏んでいく中村選手、後続は完璧に1列棒状に伸びました。
そこから後ろの方では中切れがおきて分離、脚力別のパックが序盤からできました。(まるでここまでロードレース)
正直、自分にはかなりありがたい展開です。序盤のペースアップで自然とパックができれば一旦は落ち着くので、冷静に周りの選手の消耗具合を見ることが出来ました。
(Photo by Kensaku Sakaiさん)
パックにはランキング上位陣が占めている状態ですが、やはり明らかに宇都宮ブリッツェン小坂光選手だけは力の差があるなという印象でした。映像・写真だけだと見えないところで細かなアタックがかかっており、パックを揺さぶって人数を減らしたいという思惑が見えます。
自分としてもその方が都合は良いですが、この展開の場合、勝手にパラパラと選手が居なくなっていくだろうと推測し、そこまでは動かず普通にローテーションしました。
(Photo by Kensaku Sakaiさん)
落ち着いたのも束の間、小坂選手が中盤あたりでGIANTの斎藤選手を引き連れてアタック。
そのままついて行きたかったんですが、5〜6番手あたりを走っておりついていけず!
これはマズイ...
他の選手も考えは一緒なのでペースアップで追っかけますが、追いつかない〜...
と思ったら、1周後に小坂選手がチェーン落ちで止まってました。その代わりGIANT斎藤選手が単独逃げ!
救われた気持ちがありつつも、斎藤さんをみんなで追っかけます。なんとか追いつき振り出しへ。
序盤、8名ほど居た先頭パックは4名になりました。そこからさらに丸山選手が離脱し、残り2周。
(Photo by Sei Kobayashiさん)
残ったのは小坂光選手、PAXPROJECT山田選手、そして自分です。
山田選手の走りが未知数ですが、とりあえずチェックするのは小坂選手です。
ラスト1周、舗装路で山田選手がアタック。予想外の動きでしたが、ついていけるスピード。動くのはまだここじゃないので冷静に冷静に...。
小坂選手が裏の芝区間でアタックしてくるかなと思いましたが、一定。ということはスプリント勝負か〜
自分が勝つには、最終コーナーの少しの泥区間手前から差して、立ち上がりの差でスプリント勝負しようという考えをしながらピットを通過します。父親と弟、かなり叫んでる...笑
(Photo by Sei Kobayashiさん)
あとはシケイン・階段。
しかし....ここが勝負所でした。
シケイン後の乗車スピードが違った!
小坂光選手の素早い乗車→ペダルキャッチで、ワンテンポ遅れてしまいます。
山田選手もペダルキャッチミス。
(Photo by 有岡さん)
約3秒の差。2ステップの差。
(Photo by Sei Kobayashiさん)
この差が最後まで埋まらず万事休す。
2位でフィニッシュしました。
くやしー!かなり悔しかったです。積み重ねた練習の差なんだな、そう感じました。
改めて基礎練の大事さを身にしみて感じることができた次第です。
(Photo by Tanne Momikoさん)
自分に合ったコースレイアウトも幸いしましたが、UCIレースで2位となったのは自己最高位。そこは素直に嬉しいです。どんなコースレイアウトでも速い!と思わせたい今日この頃です。
沢山の応援ありがとうございました!
チェリンちゃんもサンクス!
(Photo by Tanne Momikoさん)
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