RCS 飯山クリテリウム
RCSの第1戦目、飯山クリテリウムに2日間参戦してきました。
別名、菜の花クリテリウムと呼ばれ、春の訪れと共に学連ロードレースシーズンの幕開けとなる大会ですが、去年は結構な量の降雪で大会2日目が中止になり、手が凍りつく中自転車を屋根の上に載せた思い出しかありませんね、、、
今年はそんなこともなく、比較的暖かく走りやすい天気に恵まれました。
で、レースの方は。
1日目 クラス2 40分+5周のロードレース方式
コースは1周約1kmと短く、途中ちょっとしたアップダウンがある以外は、Theクリテリウムコースといった感じ。ただ、最終コーナーに向けて次第に道幅が狭くなっていくため、ゴール前の位置取りが最重要。
スタート直後は落車などのリスクも考えて前方で走っていたが、落ち着いてきてからは前へ行ったり後ろへ下がったりヒラヒラ。ただ危なっかしい選手の後ろだけは付かないように。。。クリテはわかりやすい
ちょいちょい逃げは出るものの、決定的ではなく、あっという間にあと5周。
ここから。集団後方にいたもののとりあえず真ん中あたりまで上がり様子見。
皆が前に出たいという考えは同じなわけで、いつ出るかが肝心。早く出過ぎると結局ズブズブで終わる
残り2周で集団真ん中よりちょい前 半周すぎでもう少し前に。(自分的にはこのままラスト1周に入りうまく流れていけば道幅が狭くなるあたりで前に来れるだろうなんて思ってたら)、最終コーナー立ち上がりのあとジャンが鳴って皆ガチ踏みしてきてる中、前の選手が中切れ。。。っとこりゃまずい。
チラッと後ろを見ると思ったほど人数がいないため一人で先頭6人ほどの集団を追走。なんとか追いついたものの、位置取りなどを考える余裕なく最終コーナーを立ち上がりスプリントへ。ここでパワーのなさが露呈し、抜かす余裕もなく8位フィニッシュ。ギリギリ入賞。もうちょい残り2周あたりで前にいるべきだったな。ただし久々のクリテでそこらへんのレース勘?が戻ってきた気がする。そんなこんなで1日目終了。宿で第一回ツールド・ライスが開催され、たらふく白米を食して就寝。
2日目 クラス2 60分+5周のポイントレース形式(5分に1回の中間スプリントで3着までがポイント獲得圏内、最終ゴールは2倍のポイント数・・・だったはず。。w)
ポイントレースは苦手である。なんせ不得意なスプリントを何度も繰り返すわけで、、、ああ考えるだけでキツイ。
さあレーススタート。このコースはコーナーの感じや道幅からして少数名による逃げは決まりやすそうなので、序盤から何回か逃げが形成される。
しかし結局決まらずスプリント勝負。自分は全く絡むことができず、前半を終える。ただ、先輩がいい感じにポイントを取っていた。
集団前方で活発的に動いていた新1年生の後輩が自分の横で話しかけてきた。
「なんか、自分へのマークきついっす。」
1日目に2着になっているからだろう。そしてよく動く。
今日は先輩がポイント取ってるから、俺らでうまく回してアシストするぞーと伝え、わかりました、と。
そして中盤の中間スプリントで自分と後輩とで先頭に出て引いて、先輩を1位通過させることに成功。その後自分はヘロヘロで集団後ろへ。
そこに同期のチームメイトが居たので、もうちょい前出てくれーとだけお願いして回復に努めるw
そうこうしてるうちにもう終盤。各チームの思惑は錯綜するが、集団は1つのまま最終周へ。自分とポイントを取っていた先輩は集団後ろに居て、このままではマズイと思い、その先輩に呼び掛け、その後もう一人の先輩を合流させ真ん中に入れ、ついたのを確認して踏む。
ここで前に出るときのキモは1コーナー。毎回コース外側にある側溝部分は選手が走っていかない。あそこもコースなのに、目いっぱい使ってない。あのラインから行けば、インで進入して失速しドン詰まることなく立ち上がれるからすぐに前に出ることができるのに!ここらへんの感覚はシクロクロスやってるからだと思う。車体1台分の幅があればいける
自分がきつくなってきたところで同期が前にいてくれて、引いてくれた。これが助かった。その後もう1度先頭で引いて、発射台となる先輩に交代しリードアウト。自分はもう使い果たしたので流れでゴール。
肝心な先輩の結果は最終スプリントは3位でポイント獲得。
よって総合獲得ポイント数で1位となり優勝!!
これは嬉しかった。皆のチームワークで勝ち取った勝利。
ラストの周でうまく先頭で順大トレインを作れたのはよかったな。
そんなこんなで2日目は個人的には少しは役に立ててよかったと感じました。
自分もクラス1昇格目指して頑張ります。