学生個人ロード
Photo by 深井さん
早3回目。これを終えるとあと1回しか走れないのか...。と時の流れは早いものだとしみじみ...
今回の個人ロードは自分の中でかなり燃えていた。前回、前々回とトラブル続きで不完全燃焼で終わっていたからだ。
今回は調子も悪くなく、心の中で「今日はいけそうじゃん?」ってな具合。
ただ、このレースはツールド北海道に出場するためのポイントを稼がねばならない。自分だけが良くてもダメ。順天堂大学チームで、10位以内に3人くらい送り込まないと、ツールド北海道には出場できないくらいの厳しい状況であった。
ただ、まずは自分が頑張らねば。ということで180kmのレーススタート。
昨年の展開は、序盤から逃げが出て、それを主に鹿屋勢によるコントロールで逃げ切られた。
それを警戒してか、今回はアタックがかかってもすぐに追走する流れで逃げが決まらない。
序盤は落車に警戒。毎年うちのチームも誰かしら巻き込まれる。案の定、新車おろしたての プリンスハラちゃんが餌食に...(;>_<;)
メンバーが少ないうちのチームは総力戦で戦わなければならない。序盤に1人でも欠けるのは痛い。
序盤に逃げが決まらなければ、このレースはアタック→追走が繰り返される中で、自然と集団の人数が少なくなる消耗戦となる。
ここでやはり重要なのは、脚の使いどころ。メンバーなどを見て、アタックに反応すべきところとそうじゃないところの見極めも、180kmの長丁場のレースでは肝心になってくる。
このコースは、一箇所しかキツイ登りがないため、その場所で前に居ればある程度は対応できる。
レース中盤、15〜6名程度の逃げが出来て、メイン集団と2分程度の差ができた。ここに自分も乗っていて、これは決まったか?と思ったがそうは甘くなかった。ただ、追走で追いついてきた人数も含めて40名ほどには絞られていた。まだ自分自身余力はあり、もう一発どこかでアタックがかかり、そこがキモだろう...との予測
Photo by 深井さん
補給もしっかり取り、レースは後半へ。
単発でアタックはかかるが、決定的な逃げができない。
Photo by 深井さん
自分も少しばかり動いてみたり。
後半こうして動けるようになってきたあたりは、去年の自分とは違う。
残り5周あたりで、有力勢のアタック。これは絶対行かねばならん!と食いつく。
ここで30名ほどに絞れたが、残り3周の登りでもう一発アタックが。これもなんとか食いつく。東大の浦さんが単独逃げしていて、それを15名ほどが追う展開。ここに残れたということは狙うは優勝。
ラスト1周、浦さんの逃げが決まる。
表彰台争い。ゴールへは1kmのきつい勾配が待ち構える。
登り口で残ってるのは12〜3名。アタックがかかり1列棒状。ここで8番手あたりに居たが、余力なし。。。
ただひたすらに前に食いついて行くものの、表彰台争いから離脱。後ろから上がってきた選手にも抜かれる...。
Photo by 井津ちゃん
11位でゴール。
10位までが入賞だったのだが、1番とってはいけない順位を取ってしまった。
ただ、この最後の表彰台争いに絡むことが出来たのは良かった。152名が出てる中で、最後の展開に絡める人たちは一握りだ。ここに居れないと、有力勢が最後どのような走りをするかは見れない。
しかしトップになる道はまだ遠い
自分が最後5%だけ力が残っているとしたら、自分より前に居た選手たちは15%は残っていた。
最後にもう一発踏める力がなかった。
ツールド北海道の出場権も逃した。来年は必ず出ますよ。
その為にもチーム全体の力の底上げが必要。その「力」は単純に脚力のみじゃなくて、集団内の走り方、コーナリングの仕方とかそういうところも。
来年は最後の年。個人ロードは優勝狙います。
最後に、応援頂いた皆様、改めてですがありがとうございました。うちのマネージャー欠場により、急遽サポートしてくれた井津ちゃんもありがとうございました。