(JCX#3)東北CX UCI寒河江ラウンド
本格的にシーズンインし、各週各地で行われているシクロクロス。ワタクシも少々遠征続きで疲れてきました。(笑)
が、ここからが本番なので頑張っていきます!
ということで、少し遅くなってしまいましたが10/30に行われたUCIレースである東北CXProject寒河江ラウンドのレースレポートです。
前置きとして、前日に千葉競輪場で行われたトラック県民大会で、ガッツリ1kmTT・チームスプリント・ポイントレースの3種目を走ってからの移動です。(笑)
(ちなみにポイントレースは優勝できたのでなんとか面目は保ちました...)
当日入りだと流石に疲労が溜まってしまうので...極力回復するために福島の飯坂温泉までそのまま移動し、しっかり睡眠を取ってから翌朝早めに出て現地入りしました。
(Photo by Kensaku Sakaiさん)
前日試走している選手が多いので、当日の試走のみだと不安でした。とりあえず限られた時間で空気圧をしっかり見極めてギリギリまで試走しました。
(Photo by Kensaku Sakaiさん)
印象としては「ロードレーサー向き」って感じで、ほぼフラット。スタート/ゴールとなるストレートは舗装路で長く基本的にスピード域が高いです。
ただ、芝と締まった土がモコモコとある感じの区間があるなど、空気圧を高くしすぎると跳ねるのでそこらへんも考えないと後半タレるなーと思い、バランスを取った空気圧としました。
アップも長め(約1時間)にして、コールアップに向かいます。
(Photo by Sei Kobayashiさん)
スタートは2列目から。自分の前のスワコレーシング兼子選手が、ダッシュの時にスコンとクリートが抜けて一瞬ビビりましたが、焦らず回避します。
(Photo by Kensaku Sakaiさん)
このコースはSNEL中村選手が狙ってくるだろうなという予想でした。その通りアゲアゲのダッシュ!!速ぇ!(笑)
あれ、今からクリテリウムやるんだっけと錯覚しかけました。
舗装路区間を抜けて1列、5番手で進入しました。
ひたすらに踏んでいく中村選手、後続は完璧に1列棒状に伸びました。
そこから後ろの方では中切れがおきて分離、脚力別のパックが序盤からできました。(まるでここまでロードレース)
正直、自分にはかなりありがたい展開です。序盤のペースアップで自然とパックができれば一旦は落ち着くので、冷静に周りの選手の消耗具合を見ることが出来ました。
(Photo by Kensaku Sakaiさん)
パックにはランキング上位陣が占めている状態ですが、やはり明らかに宇都宮ブリッツェン小坂光選手だけは力の差があるなという印象でした。映像・写真だけだと見えないところで細かなアタックがかかっており、パックを揺さぶって人数を減らしたいという思惑が見えます。
自分としてもその方が都合は良いですが、この展開の場合、勝手にパラパラと選手が居なくなっていくだろうと推測し、そこまでは動かず普通にローテーションしました。
(Photo by Kensaku Sakaiさん)
落ち着いたのも束の間、小坂選手が中盤あたりでGIANTの斎藤選手を引き連れてアタック。
そのままついて行きたかったんですが、5〜6番手あたりを走っておりついていけず!
これはマズイ...
他の選手も考えは一緒なのでペースアップで追っかけますが、追いつかない〜...
と思ったら、1周後に小坂選手がチェーン落ちで止まってました。その代わりGIANT斎藤選手が単独逃げ!
救われた気持ちがありつつも、斎藤さんをみんなで追っかけます。なんとか追いつき振り出しへ。
序盤、8名ほど居た先頭パックは4名になりました。そこからさらに丸山選手が離脱し、残り2周。
(Photo by Sei Kobayashiさん)
残ったのは小坂光選手、PAXPROJECT山田選手、そして自分です。
山田選手の走りが未知数ですが、とりあえずチェックするのは小坂選手です。
ラスト1周、舗装路で山田選手がアタック。予想外の動きでしたが、ついていけるスピード。動くのはまだここじゃないので冷静に冷静に...。
小坂選手が裏の芝区間でアタックしてくるかなと思いましたが、一定。ということはスプリント勝負か〜
自分が勝つには、最終コーナーの少しの泥区間手前から差して、立ち上がりの差でスプリント勝負しようという考えをしながらピットを通過します。父親と弟、かなり叫んでる...笑
(Photo by Sei Kobayashiさん)
あとはシケイン・階段。
しかし....ここが勝負所でした。
シケイン後の乗車スピードが違った!
小坂光選手の素早い乗車→ペダルキャッチで、ワンテンポ遅れてしまいます。
山田選手もペダルキャッチミス。
(Photo by 有岡さん)
約3秒の差。2ステップの差。
(Photo by Sei Kobayashiさん)
この差が最後まで埋まらず万事休す。
2位でフィニッシュしました。
くやしー!かなり悔しかったです。積み重ねた練習の差なんだな、そう感じました。
改めて基礎練の大事さを身にしみて感じることができた次第です。
(Photo by Tanne Momikoさん)
自分に合ったコースレイアウトも幸いしましたが、UCIレースで2位となったのは自己最高位。そこは素直に嬉しいです。どんなコースレイアウトでも速い!と思わせたい今日この頃です。
沢山の応援ありがとうございました!
チェリンちゃんもサンクス!
(Photo by Tanne Momikoさん)
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