CXフレームの泥対策
シクロクロスといえば泥、泥といえばシクロクロス....
(Photo by 岡元さん)
前々回の菅生にて行われた全日本選手権。ここは泥との戦いでした。へばりつく泥が取れずホイールが回らないという、初めての経験でした。
ここで、泥が詰まらないためにどうにかできないだろうか。という考えに至りました。
実際詰まって回らなくなるのは、後輪とBBの間あたりに泥が堆積して詰まっちゃうんですよね。
そこで以前ブログで少し紹介した「フレームコーティング」の登場です。
施工してもらって2ヶ月以上経ち、これは先日の宇都宮CXレース後のフレームですが、土埃がだいぶついていますよね。ただ、「つき方」が違うんです。
土埃のひとつひとつが浮いている状態ですよね。
これをササッと拭き取ると。
すぐに綺麗な状態になります。
コーティングによって、汚れがベタッと付着せず、浮いて付着しているだけになるわけです。
ネチャネチャとした泥であっても....汚れを浮かした状態だったら落ちやすいですよね。これは競技成績に影響するのでは!と思っています。
既に練習で泥が付着した際などで効果は感じておりますが、怪我をしていたこともあり、本格的な泥コースを今シーズン走ってない状況で実戦でインプレッションできておりません。
次戦はダートコースで開催予定の「シクロクロス千葉」に参戦予定ですので、こちらでインプレしてみたいと思います!
詳しいコーティングの内容もその時に。
乞うご期待です。
施工していただいたのは、埼玉県上尾市にあります「TEN GARON CAP」様です。ありがとうございました〜!
クルマのボディーコーティングをメインでやられてますので、そちらもぜひ!
JCX宇都宮
(Photo by 小林さん)
前回の湘南で10位になり、怪我の方も足首にボルトは入ってるものの骨はくっついていて、問題なしということで、いよいよ本格復帰だと思いつつ迎えました。
JCXシリーズということもありフルメンバーの参戦が見込まれるので、ひとまず実家と学校往復80kmの道のりを可能な日は通学し、部活で距離を稼ぎつつインターバルを入れて高強度に耐えれるようにと、自分なりに準備してレース本番へ。(このレース前日も150kmの養老渓谷ライドで引きずり回されておりましたが、結果脚がバカになっていて良かったかも..笑)
コースは森の中のシングルトラックが遅い以外は、自分向きのコースなんじゃないかとレース前に感じ、表彰台を乗ることを目標に臨みました。
スタートはシングルゼッケンのため2列目スタート。スタートは結構得意分野だとこれまでのレースで感じてたので、ここでしっかり先頭パックに入ろうと意気込んでヨーイドン。
(Photo by カルさん)
クリートキャッチに若干失敗するも、踏んでったらインが空いたのでスッと入ると、6番手あたりで3段キャンバーへ進入でき、シングルトラックへ。
ここで自分の下手さにガッカリしつつも、そのあとの区間で徐々に詰めていくことに。
丸山選手と先頭を追い、なんとか追いつくことに成功しました。
そこからは6名で先頭を回し、とりあえず食いついて後半の展開に備えようとしました。
ただ、やはり細かくアタックがかかり、シングルトラックで置いてかれ、それをまた詰めるということの繰り返しで足は徐々に削られていきます...。
(Photo by 小林さん)
(Photo by 加藤さん)
中盤以降は我慢我慢で、沢山の応援に助けられ粘ることができ、なんとか武井選手、小坂選手についていくことはできたものの、そこからもう1発の力が出せず3位フィニッシュとなりました。
(Photo by 加藤さん)
今回の良かった点は、
1.しっかり最後まで先頭で食いついていけたこと2.部活での筋トレ等が効いてきたのか、瞬間的に前よりパワーを出せるようになってきたこと
だと思います。
逆に悪かった点は、
1.シングルトラック等のバイクコントロールが下手くそすぎる
2.最終局面で2人の選手の走りに翻弄されて考えて走れなかった
ということです。
脚力的には劣ってないと感じることができたので、テクニック面をどうにかうまくしたいものです...。
あとは自転車のハンドル周りのポジションも少し変えてみます。
これまで怪我で乗り込めてなかった分、自分なりに乗ってきてJCXシリーズ戦で初めて表彰台に上がることができ、結果が出たのは純粋に嬉しいです!
個人的には、「学連選手の意地を見せつけてやる!」というようなヤル気でいつも走ってます。笑 (大口叩いてすみません)
今回も、TeamCUOREメンバーの方々には手厚いサポートをして頂き、感謝しております。ありがとうございました。
ご協賛頂いている皆様、ありがとうございます。
「機材・メカニック・ピットサポート」
Bicicletta IL CUORE 様(http://ilcuore.tokyo)
ORGA customshop 様
「インナーウェア」
MILLET JAPAN 様・野口商会 様
「ソックス・ヘッドバンド」
mesutta inc.様
「ボディーメンテナンス」
ひまわり整骨院 様
「フレームコーティング」
TEN GARON CAP 様
「使用機材」
フレーム
RIDLEY X-NIGHT
タイヤ・ホイール
ヘルメット
OGK KABUTO Zenard
湘南JCX
東海CXにて復帰を果たし、今回の湘南CXで2戦目。
前回は久々のC1の強度にも耐えきれずに後半失速しましたが、今回はどうか...というところでした。
湘南は開成のコースしか走ったことがなく、中井中央公園は「階段がとりあえず長い」という前評判。
ランが苦手な私にとっては、またダメなやつか〜と意気消沈気味で迎えました。
いざ試走してみると、階段は前評判通りの長さで、一気に勢いで登り切ると脚がガクガクになりかけます(笑)
皆さんに階段の登りで足首は大丈夫かと心配して頂き、自分自身でもどうかなと思っていましたが、筋力と柔軟性が戻ってきてて痛み等無く、問題無しでした。
(Photo by 東陽さん)
階段の他にもう一箇所担ぎセクションがあり、そっちは土の斜面を登るので、そちらの方は普段から遅いペースを更に落として、無理なく行こうと決めて、他は乗車区間なので大丈夫そうという感じで試走を終えました。
今回の試走はTeamCUOREに新加入した高校生も一緒に。高1で身体が出来上がっていて、高体連で走ってるみたいなので、これから楽しみですね〜!(抜かれないようにしないと´д` ;)
試走の話が長くなってしまいましたが、ここから本番のお話へ。
(Photo by 高木さん)
なんでしょうこのドヤ顔は。
スタート位置はもちろん最後尾。
50名弱の出走で47番ゼッケンです。
前回でスタートに自信を持ち始めたこのわたくし、今回もなんとかいけるのではないか!と気持ちを高めます。
ささやきのシャッス!を言ってからスタート。
短い直線でその後すぐに階段が待ち受けているため、とりあえず前いきた〜い!
空いたスペースをかいくぐる感じで、緩い左コーナーを大外から捲って、次の右コーナーのインに突っ込みます。
勢い余ってオカマ掘りそうになり、ジャックナイフかまして若干後退。それでも20〜25番手くらいまでは上がったかなというところ。
(Photo by 清水さん)
階段を迎えるともうドン詰まりです。
その先の舗装路区間で抜いて抜いて、なんとか10〜15番手あたりまで上がりました。
(Photo by 清水さん)
何周かそのあたりで走ってて、一度は3UP合田さん率いるセカンドパックに追いついたものの、ジリジリと離されます。
(Photo by 清水さん)
その後は最後まで10番手で一人旅。
途中、小金井さんからの「笑ってないぞ〜!楽しめ〜!」でなんかキツさは飛び、最後少しセカンドパックに追いつきかけたものの、届かず。
10位でゴールしました。
後に80%ルールで完走者11名と聞いて、危なかった...。それくらいハイスピードなレースではありました。
今回走ってみて、感触は良かったと思います。
足首の方も、最後まで痛みとか無く走れたのでホッとしました。
あと一つ、階段登りというかラン?が少し速くなった気がします。今回のレースでは階段を計1000段以上登ったそうなのですが(笑)、後半でもある程度速いスピードで階段を登ることができました。(といってもまだとろいけど)
部活のウェイトトレーニングが効いてるのかな〜。
そんな感じで収穫もあったレースでした。
サポート&応援して頂きありがとうございましたm(_ _)m
次は宇都宮JCXです。今回でポイントを獲得したので、少し前からスタートできるかな。それまでトレーニング頑張りたいと思います。
復帰戦 東海シクロクロス
10/11の宇都宮CXの怪我から早2ヶ月過ぎ。
CXの復帰戦として選んだのは、東海シクロクロスinワイルドネイチャープラザです。
初の東海シクロクロス、砂地獄という前評判でしたが、JCXのポイントを全く獲得していない自分にとっては、これからのJCX戦は一つ一つがとても大事になります。
まずはこの東海で、しっかりポイント取ってお台場のエリート出場へ望みをつなぎたいところでした。
前日の試走では、砂は多いけど意外と乗れる!?と自分を思わせたのですが...。実際結構乗れてたし、これはイケるんじゃないかと!
そうレースは甘くなかったわけです。
翌日、お昼の試走に繰り出すと、あんなに乗れてたものが全く乗れないコースになっていました。これまでのカテゴリーが固まっていた砂をかき出し、フカフカ...。
ソワソワし始める自分。
そうこうしてるうちにあっという間に召集時間になり、最後尾からのスタート。
約50名のスタートですから、ここがまず第一関門。スタート直後に砂地獄が始まるレイアウトですので、超重要!
思った通りに前が空いてくれてスッと前に出ることに成功、10番手くらいまでジャンプアップしました。(自分、取り柄スタートかもしれないw)
(Photo by 日隈さん)
その後ずーっと砂なわけですが、轍を捉えきれず失速。ズブズブと中盤に沈む...。
その後アップダウンを含む砂砂砂....。
マリオカートの砂のコースみたいな´д` ;
カートであればいいですが、人力では進まず、皆同じラインで行こうとして詰まって降ります。そしてラン....。
怪我をした左脚は序盤は良かったものの、30分あたりで徐々にアキレス腱に痛みが出てきました。
どうやら、砂のランの際にかかとが沈み込み、アキレス腱が伸びるのを繰り返すことで痛みに変わったようです。
無理はしないと決めてたのでペースダウンして、同時に心も折れました....。
1周目でブチ抜いた選手たちにあれよあれよとブチ抜かれる始末....。
完璧に折れたオレ。
(Photo by あさかさん)
このまま続けても良いことないだろうと、レースを降りました。
今まで、まだ走れたのにレースを降りたことってないんじゃないかな。
とにかくガッカリなレースでした。
(Photo by 日隈さん)
一つ良かったこととすれば、砂の下りのセクションは確実に乗れてたことかな...。トップ勢だと当たり前だけど´д` ;
こんな感じで、ポイントも取れず、目的を全く果たせずな遠征になってしまいました。
現状でどのくらい走れるのか知れたから良しとしますかね...。
今回の遠征はこのメンバーで行きましたが、車内がなかなか面白かったですw
前日は名古屋に立ち寄り、Circlesさんや味仙の台湾ラーメンを堪能。
旅行しにきたわけではなくポイント取りにきたんですけどね(¬_¬)
次のレースは12/27の湘南CX。
もう今回の東海でポイント取れず、踏ん切りついたので無理はしません....が、頑張りたいと思います。
応援宜しくお願い致します!
全日本選手権に関して
いよいよ全日本シクロクロス選手権が今年もやってきましたね。
全日本どーするの!と気にかけてくださっている方もいらっしゃって、自分自身も相当悩みました。
(LOOKが出張していたのでポジションがほぼ一緒な父のC59を借りました)
怪我の方はだいぶ回復してきており、先日は久々に部員とロード練へ。みんなで走る楽しさを感じつつも、少し調子乗ってレース走でアタックしたらすぐに吸収された挙句に千切られまして、、、
いずれ本調子になってきたらぶち抜いてやるから見てろよ!と心の中で...(出ちゃってる)
と、ここまで走れるようになったのも日々のケアをしてくださる「ひまわり整骨院」の三神院長とスタッフの皆さんをはじめとして、すぐに手術等してくださった順大浦安病院の皆さん、色々と協力してくれている同期をはじめとした順大自転車部員、いつも応援してくださっている皆さんなどなど、、、本当に周りの方々に助けていただいてるおかげです。
ありがとうございますm(_ _)m
やはりラン等でまだ不安も残りますので、もう少しリハビリをして調子を上げてからの復帰にします。
復帰の目処に関してですが、ロードは12/13の学連行田クリテから。
クロスは12/20の東海JCXからと考えております。
今回の全日本選手権には、TeamCUOREから男子は大塚さん、中曽さん、女子は坂本さんの計3人が出場します。
TeamCUOREメンバーへの応援、宜しくお願い致します!当日ベロドロームにて学連のトラックに帯同で行くため、現場には顔を出せませんが、もちろん自分も全力で応援します。
全部自分中央でごめんなさい( ´Д`)
TeamCUOREがんばれ!!!!
違う視点から
怪我から早1ヶ月が過ぎました。
本当にあっという間に日が過ぎていきます。
現状ですが、やっと片松葉になりました!
荷重も半分はかけていて、11月末に全荷重OKになるだろうとのことです。
フラペですが両足でローラーも回し始めました。順調に回復しております!
何より生活が楽になりました...。
自転車競技部の主将という立場になり、自転車乗っていないことも重なって、じっくりと部員みんなの練習やレースを見る機会が増えました。
11/15の行田クリテも観戦に。
クラス1のレースでは終盤の他大との位置取りをどうすべきか、自分がレースを外から見ていたから分かったこともありました。
これは私が復帰してからうまく走りにフィードバックをさせたいなーと思っているところです。
この怪我の時期、カラダを見直すいい機会にもなりました。
酸素カプセルにも入れさせてもらっていますが、骨の再生に効果をもたらすようです。実際に今1ヶ月ちょっとで荷重をだいぶかけれるようになっていますので、効果あります!!
松葉杖の使用でバキバキの体にマッサージもしていただいて、だいぶ救われております....m(_ _)m
興味を持たれた方は http://himawariclinic.info
をチェックしてみてくださいね〜
普段やっていなかったトレーニングも取り入れてみました。
順天堂大の運動生理学ゼミからのご厚意で使わせていただいてます。
「パワーブリーズ」1日30回2セットの全力呼吸で呼吸器系の強化をするものです。4週間続けると確実に強化されるという研究論文が出ているみたいです。
これ、ほんとキツイです(笑)
最初の方は連続で30回できませんでした...。
これは継続してやってみます!
自転車本体に乗れておりませんが、その間に自転車に魔法の力を....!笑
こちらに関してはまた後日レポート予定です。
特にシクロクロッサーには気になることなんじゃないかな〜と。
乞うご期待!!!!
と、違う視点から色々と動いています。
この期間中も、沢山の方にご協力いただいており、感謝しきれません。
今は12月中の復帰を目指しています。
野辺山2Daysは出場しませんが、実は全日本選手権にはエントリーしました。
ただ、出場するかどうかの決断は1週間ほど前になってから決めようと思います。
それまではリハビリを頑張ります!
自転車乗れない生活
シクロクロスシーズンもスタートし、まずは3連戦!と意気込んでおりました。
Photo by 小林さん
レジェンド小坂選手との表彰台争いをしたものの、強かった...。表彰台を逃したことは悔しいが、初戦としては悪くない感触であった。
次の日の本戦。昨日の挽回をと思いスタートから先頭パックに食いついていくものの、小坂選手(ヒカルさん)の勢いがすごく、置いていかれる。後半少し垂れてしまいこれまた4位でフィニッシュ。
で終わればよかったのですが。
最終周のペースアップの際に、逆バンクの左コーナーで前輪のグリップが抜け、そのまま転倒。その際に運悪く左足を地面につき、ひねってしまった。
その時はアドレナリンでなんとか残りを走りきりゴールした。のだが、終わったあとに速攻冷やしたものの腫れが引かず、、「これはマズイな」と。
実家近くの整形に行きレントゲン撮ったら、左足関節の外果骨折との診断をうけました。
そのままギプス固定か手術か選択を迫られ、早い復帰を目指して手術を選択。
浦安の順大病院に入院し手術をうけました。(これがついこの前です)
初の手術に困惑しつつも、全身麻酔の効きの早さにビックリし、いつの間にかアソコに管が通ってて顔が青ざめました。
(その後看護師さんに管を抜いてもらう時の恥ずかしさと痛さったら....泣けました)
とバタバタしておりましたが、今は学校の授業にも復帰し、松葉杖で生活しております。不便なことも多々あるものの、自分のできるトレーニングと足のリハビリをしています。
今日も上半身の筋トレをしましたが、部室前でローラーでもがくみんなを見ると、早く自転車に乗りたいですな´д` ;
そろそろ体重を徐々に乗せてリハビリする頃だと思うのですが、自転車に乗り出すのはいつ頃かな〜...。
いつも応援していただいてる皆様には申し訳ありませんが、復帰までしばらくお待ちくださいm(_ _)m
乗り出したらこれまでの鬱憤を爆発させる走りをしますよ!
今後とも応援宜しくお願い致します。